1月26日

レコードの反りが直る


風邪を引いてだいぶグロッキー気味の時に親友の小山さんからお見舞いがてら
電話をもらった。それはちょっと興味を引く内容で何と簡単にレコードの反りが
直せるというものだった。それは石油温風ヒーターの所から炬燵に引き込んでいる
電気代節約のためのダクトの前に置くという至極簡単なものだった。
ちなみにこのダクトというものは雪国にお住まいの方なら知っておられると思うが
下の写真のようなもので空調設備に使うアルミ製の伸び縮みするダクトのことである。
ホームセンターではこれに色をつけて台座をつけて売ってはいるが、何のことはない。
工事現場でスクラップでいくらでも手に入る。私もこのスクラップのやつを小山さんに
くれていたのであるが、思わぬ発見をしてもらった。なおこのダクトを炬燵に引き込んで
おけば電気炬燵に電気を入れる必要はない。そのうちに暑くなってきて足を入れて
置けないくらいにあったまる。これは雪国のアイデア商品である。





で、件のレコードの反りを直す話であるが、まず2枚のガラス板の間に反ったレコードを挟み、
ガムテープでガラス板を留める。もしガラス板がない場合はサイドボードか、食器棚の
ガラス戸をはずして利用すればよい。これでダクトの熱風の出口に置くだけでOKである。
ガラス板が熱くなってきたら炬燵から出す。これですっかり反りは直っているはずである。
私も早速やってみたがジャック・ティーガーデンのレコードのかなり反りのひどいやつが
見事に直った。よく同じ様にガラス板にはさんで日光に当てるなどという方法で
やっておられる方もいると思うが、そんな時間のかかる方法ではなくレコードの具合を
確かめながら短時間で出来るのがこのやり方の優れた点である。
是非お試しあれ。