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3. 清風誌質問箱 

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メッセージ総数: 111
111) ご回答ありがとうございます
 チューリップ 2018年 10月 12日 18時48分37秒
写真の添付もありがとうございます。
参考にして、頑張ります。
この度は、ありがとうございました。

110) お問い合わせの回答です。
 事務局 2018年 10月 12日 17時17分13秒
チューリップさんへ

 お問い合わせのご連絡をいただきましてありがとうございます。
手本の線に特別な意味合いはないと思います。
おっしゃる通り、紙を折らずに、自分の感覚で書いて頂く方が良い
と思います。線を頼りにしていると、いつまで経っても線なしでは
書けませんので。

半紙6文字の配置ですが、お名前を書くスペースを考慮して、以下
のように指導してますので、参考にしてください。


頑張って下さい。

109) お手本の線について
 チューリップ 2018年 10月 12日 14時11分52秒
先日入会した者です。これからお世話になります。
資料請求したときにいただいた2018年6月のお手本を見ながら、今は練習しているのですが、楷書、行書、草書ともにお手本に線が引かれています。
これは、半紙を折って線を引いて練習したほうがよいのでしょうか?それとも、紙を折らずに、お手本の線を参考にしながら、練習したほうがよいのでしょうか?
お手本の線はどのような意味合いで入っているのでしょうか?
私は、線が入ったお手本は初めてで、線を入れずに自分の勘で書いてきたので、線を入れずに書いたほうがのびのびと書ける気がします。
基本的な質問で申し訳ありませんが、ご教授よろしくお願いしたく存じます。

108) どういたしまして
 事務局 2015年 7月 3日 15時21分45秒
もんぶらんさんへ

 メッセージありがとうございます。
そうですか、アメリカで受講されている方でしたか。

アメリカにいながら、日本独自の書風である御家流のこと
を調べられるというのは、便利な時代になったものです。

わからないことがありましたら、お気軽にご質問下さい。
では、頑張って下さい。

107) ありがとうございました
 もんぶらん 2015年 7月 3日 12時4分36秒
ご説明いただいた内容を興味深く拝読しました。

この週末は、祝日であります独立記念日の連休となりますので(米国)、教えていただいた「御家流」をネットで検索したりしてみようと思います。

お忙しいところ、ご回答いただきまして、ありがとうございました。

106) お問い合わせの回答です。
 事務局 2015年 7月 2日 13時43分58秒
もんぶらんさんへ

 お問い合わせのご連絡をいただきましてありがとうございます。

 東道先生の作品ではありません。
誰の書であるのか、わかりませんでしたが、明治時代の頃に書かれた
手紙文の手本だと思います。書風は「御家流(おいえりゅう)」です。
少し解説します。

 御家流の創始者は古く、尊円法親王(そんえんほうしんのう、
1298年 - 1356年)になります。
その書風は、はじめ尊円流、ないし、青蓮院流と呼ばれていましたが、
室町時代後期から全国に広まり、江戸時代になって御家流と呼ばれ、
明治時代初期まで大流行したそうです。
大流行した要因に、徳川幕府がこの御家流を公文書にもちいるように
なったこと、また、寺子屋の手本になったことなどがあげられます。

以上です。またご質問等ございましたら、お気軽にご連絡ください。

105) 「日本書道目習手本」の質問です
 もんぶらん 2015年 7月 2日 8時3分6秒
今月の清風誌7月号の12ページにあります「日本書道目習手本」ですが、
これは木村東道先生のお作品でしょうか?

現在「清風書道講座(かな初級編)」の24ページと25ページを
練習していますが、筆でかなを書くむずかしさを感じています。
そんなとき、今月の「日本書道目習手本」のかなの混じった美しい作品を見まして、どなたの書なのか知りたくなりました。

いつか少しでもこんなふうに書けるようになれたら、、、と思いつつ練習しています。

104) ご連絡ありがとうございます。
 事務局 2014年 11月 26日 9時13分28秒
悠木さん、メッセージありがとうございます。

白川氏の『字統』は素晴らしい研究成果です。が、現在、その一部に誤りがあることも指摘されています。

白川氏があまりに偉大で、以前は、客観的にその内容を検証することができない状況にあったようですが、それから30年が経過した今、再び字源研究が進みはじめているそうです。

このように語っているのは、落合淳思氏です。その著『漢字の成り立ち −説文解字から最先端の研究まで−』のご一読をお勧めします。現在、市販されている漢和辞典の間違いがよくわかります。

これからも共に学んで参りましょう。よろしくお願いいたします。

103) お忙しい中、お調べして頂き有難うございました。
 悠木 2014年 11月 25日 22時11分23秒
とても詳しく説明して頂き私も生徒に説明がつきます。

この連休に、私も持っている辞書やインターネットなどであれこれと調べてみました。そして、白川静著「字統」にも出会えました。
『象形 手械(てかせ)の形〔説文〕「吉にして凶を免れるなり」として、字を屰(ぎゃく)と夭(よう)に従う会意字とする。夭は夭折、屰に従うてその逆であるから、夭折を免れる意の会意とするのであるが、このように否定の意を加えて会意という造字法はなく、字は明らかに手械の象。幸はもと僥倖(ぎょうこう)の意に用いた。・・・』

また、あるblogでは『下が横線3本の「幸」は「幸」の古字。「土」と「羊」の組み合わせで作っている。・・・』

また別のblogには『東晋の王羲之、隋の智永、唐の欧陽詢は「羊」の形がある。唐の虞世南は「羊」が一画減って、われわれに馴染み深い形になっている。』とも書いてありました。

たかが漢字1文字にいろいろと勉強させられました。
また ご指導お願いいたします。

102) お問い合わせの回答です。
 事務局 2014年 11月 25日 9時29分32秒
悠木さんへ

 調べました。おもしろかったです。

『字統』(白川静著、1984年)に、「幸」の字源は、手かせの象形とありますが、『説文解字』(許真著、100年。以降、『説文』と称す)には、「幸」について以下のようにあります。

 “「夭」(よう)と、「ぎゃく」(逆の字から、しんにょうを除いた字。以降、「逆−しんにょう」と称す)とに従う会意字。「夭」は夭死(若くして死ぬこと)、「逆−しんにょう」に従ってその逆であるから、夭死を免れるの意。”

しかし『説文』は、甲骨文字がまだ発見されていない時に成立した字典ですので、篆書体を拠り所としていることから誤りが多く、現代になって甲骨文字や中国古代文化などを研究した白川氏がこの誤りを指摘しています。

「幸」の篆書体は『説文』の解説のごとく確かに「夭」と「逆−しんにょう」の会意に見えますが、白川氏はこれを否定し、あくまでも手かせの象形としています。しかし、古来より『説文』は絶対的な存在であり、甲骨文字が発見される近年に至るまで、「幸」の字源はそのように誤って解釈されていました。

そして、今、問題にしているのは、その「幸」の下部である「逆−しんにょう」の部分ですが、『新書源』(二玄社編、2009年)という書道字典で「逆」という字を引くと、その異体字に、「しんにょう+羊」があることがわかります。

つまり、「逆−しんにょう」は「羊」とも書くことから「幸」の下部についても「羊」と書く人が多かったのだと思います(残念ながらこのような解説をしている文献が見つかりませんでしたので、これはあくまでも私見です)。

日本においては常用漢字の制定により、2本、つまり「幸」に統一されたと説明している字典がありました。

補足ですが、手かせの象形であった「幸」の字義が「幸福」になった経緯について紹介します。その経緯には諸説ありますが、私が支持したい説は、『漢字の成り立ち −説文解字から最先端の研究まで−』(落合淳思著、2014年)の中にある次の解説です。

 “「幸」は手かせの象形であり、甲骨文字では人が手かせで捕らえられた様子を表した「執」の略体であった。殷代には捕虜や捕獲を意味して用いられたが、後代に「拘束から解放される」という解釈により、反訓(はんくん)で「幸福」の意味になったのである。”
(反訓とは、原義の反対の意味に用いられること)

時代が下がるにしたがって字義が増えるのは当たり前のことで、それを無理やり原義に求めようとして字源を解釈してはならないと落合氏はその書で述べています。

以上です。

「逆」という字を書道字典で調べたのは、たぶん初めてだったと思います。そこに「しんにょう+羊」の筆跡を見つけたときはうれしかったです。悠木さんもこの件で少なからず喜びがあったことと、そのご質問の内容から伝わってきますが、学習意欲の増大には、その喜びが大切だと思います。

従いまして、この度のご質問に大変感謝しています。ありがとうございました。またご質問等ありましたら、お気軽にご連絡下さい。

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