「スギ花粉症」は、なぜ激増するのか?
第2次大戦前後、アメリカからの帰化植物、ブタクサが大繁殖以来、
日本独特のスギ花粉症、イネ科花粉症、キク科花粉症等々、
続々と新しい花粉症(現在40種)が発見されています。
(スギ花粉症の発見は、1963年、栃木県日光地方です。)
スギ
常緑の針葉高木で青森〜屋久島に分布しています。
早春の2〜3月に開花し花粉を放出します。
古くから森林の再生、緑化、造林計画、林業資源として、
スギは最も重要な位置を占め、
戦後約20年間に、広大造林政策でスギ人工林は急増しました。
しかし、日本経済の高度成長、エネルギー革命、輸入外材依存等々により、
林業の担い手が少なくなり、間伐や枝打ちなど保守作業がされず、
その一部は放置されているのが現状です。
成木となったスギがより多くの花粉を放出している訳です。
また、コンクリートやアスファルトの都市圏では、
土に落ちた時と違い再飛散するのです。
スギ花粉と共通の抗原性を持つ、
ヒノキ、シラカバ、コナラ、アカシヤ等の花粉にも要注意です。
花粉症
花粉に含まれるある種のタンパク質が、
人体に引き起こす抗原抗体反応を花粉症と言います。
花粉に反応する抗体アレルギーが増える要因に、
日本人のタンパク質摂取量の増加。
また、母乳保育が減り人工栄養(ミルク)依存が高まり、
アレルギー症候補生を増やしてしまうと考える意見もあります。