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| Q)最近新聞などで「混合診療」という言葉をよくみかけますが、混合診療とは何ですか?
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A)健康保険制度では健康保険の適用対象となる治療や薬の範囲を限定しています。混合診療とはこの保険で認められる診療と保険外の自由診療とを併用することです。現在では心臓移植などの極めて高度な手術や本人が希望した差額ベッドなどごく一部の例外を除いて併用は認められていません。
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Q)なぜ混合診療は認められていないのですか?混合診療を認めれば、保険外の治療を受けても全額自費にはならなくて患者にとっても便利のように思えますが?
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A)一見便利そうに見えますが、実は大きなマイナス面があります。
現在健康保険で認められている診療方法や薬は慎重な審査の結果、治療効果が認められ、安全性も確認されたものが承認されているのです。混合診療が認められれば治療効果と安全性に疑問のある医療も野放しになる怖れがあります。医療は日進月歩ですから新しい治療方法や薬がどんどん開発されますが、本当に効果があり、安全性も証明されるものならそうした治療方法や薬は健康保険で使えるようにするのが筋です。そうすれば多くの患者さんが大きな自己負担なく保険でそうした治療を受けられ、助かります。
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Q)政府はなぜ混合診療を導入しようとしているのですか?
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A)小泉内閣は財政難を理由に保険の適用範囲を見直そうとしています。混合診療を導入すれば新しい治療法や薬は今後すべて保険外とされるだけでなく、現在認められているものも保険外扱いにされる恐れが多分にあります。そうして結局保険の適用範囲はどんどん縮小され、保険外の医療は民間の医療保険に加入して受ければよいということになります。オリックスやセコムなどそうした医療保険を販売している会社の会長や社長が政府の審議会の委員になって混合診療を推進するよう強く主張しているのです。
お金のある人はそれでよくても、お金のない人は結局限られた狭い範囲内の保険診療だけしか受けられないことになります。お金の有無で健康や生命に格差や不平等を生むようなことは許してはならないと、私たちは考えています。
患者、国民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。
労住医連(労働者住民医療機関連絡会議)
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