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File No:000017

個体名:パニール・ジャン・コミット


能力値パラメータ
分類: イタリアのびっくりお化け
所属ネットワーク: あしなが塾
外見的特長: のっぺらぼうの球体に、鼻ひげをはやした顔が特徴。なお、写真の様に表情を表すこともある。
武器:武装等: 特に武装はしていない。
ある意味、論理武装をしているのかもしれない。

武装ではないが、タップシューズを履いている為、
カツーン、カツーンと足音がする。    
特殊能力: 恐慌:パニールを見てしまった相手は、
    恐怖のどん底に叩き落される。
    異様なまでの威圧感と、
    煙、怪光線や、イメージを乗せるなどの
    各種演出が加わるらしい。
ゲート(影):影から現れ、影に消える。
        つまり彼は神出鬼没なのだ…。
性格: イタリア出身の為か、陽気で楽しい事が大好き。が、びっくりお化けの性か、恐怖も大好きである。
嗜好・食性等: 普段は通常の食事を楽しむ。が、夜は恐怖という感情、特に子供の恐怖を大変好んでいる。
弱点・弱味: 案外優しい。
仲間や友人などに弱いのかも?

恐慌に関していえば、
精神を持たない者、あるいは確固とした
自我を形成している者には効かない。
これも弱点といえるであろう。
人間時の主な姿: 金髪碧眼のイタリア人。
髪に少々巻きあり。
長髪にして、ポニーテールのように
束ねている。
人間時も主にスーツなどを着用。
人間時の職業: 心理カウンセラー。あしなが塾のとなり街辺りのマンションの一室で、事務所兼自宅を構えている。
経歴: 1929年10月24日、
ニューヨ−クで急遽株価が大暴落した瞬間に、
イタリア北部の街にて、
夜な夜な町に繰り出しては、
人々に恐怖を振りまく一家の一人息子として生まれる。

その際、一族の祖母(母方)に産婆をしてもらい、
産湯を祖母からかけてもらったのだが、
その時に「目が光った」事は、今でも一家の語りぐさとなっている。

妖怪とはいえ、
何だかんだ言ってもそこはイタリア人、
パニールも生まれてすぐにキリスト教
(勿論カトリック)の
洗礼の儀式を受けたのだが、
そこで神父から洗礼名の”ジャン”を
名付けて貰った瞬間、パニールの目が光り、
神父がビックリしたと言うのは公然の秘密である。

なお、両親共にこの目が光る能力は
持ち合わせていない。
また、影を潜る能力も彼独自のものである。

両親の愛を一身に受け、
夜の恐怖の散歩に共に出歩くパニールだったが、
1938年、単身ドイツへ渡る。
以降1944年まで、当地にて心理学と、
当時ヨーロッパを飲み込もうとしていた、
ナチスの恐怖について勉強。
1944年からはイギリスに脱出し、
ロンドンの霧などを文字通り体で覚える。

1948年にイタリアに戻るも、
それまでに渡り歩いた地で、とても多くの
いたずら妖精・妖怪らと交友を結んでいた彼は、
最近までヨーロッパ中を引っ掻き回していたようだ。

数年前、日本の恐怖映画に感銘を受け、来日。
某アニメを見て、
目からビームを出すようになる。

それからしばらくして横崎に住み着く。

いつも通り、夜な夜な散歩をしていたところ、
あしなが塾の辻堂京に捕縛され、
亀井先生に教育される。
その後、夜な夜なの散歩は週一になり、
あしなが塾の面々からはタクシー代わりとして重宝されたりしている。

たまに暴走して、事件をさらなる混沌に叩き落す事もあるが、
現在はおおむね上手くやっているようだ。


だが、気を付けた方が良い、
夜遅く、辺りの人が一人、また一人と消えていき、
辺りに霧が立ち込め、
どこからともなく足音が響き
背筋に悪寒が走ったら…、
彼が、君の後ろに居るかもしれないから…。
Player: ろ〜そん