エクメーネの一般技能について
目次
・一般技能とは
・一般技能の扱い
・一般技能の成長
・一般技能一覧
一般技能とは
全てのキャラは、冒険者技能の他に、一般技能を必ず持っています。
ここでいう一般技能とは、「職業」とほぼ同義であると考えてください。
キャラ作成の段階で、好きな一般技能1種類を1レベルで習得できます。
「最初に取る」一般技能は、基本的に次の条件を満たしていれば、どのような名称、どのような内容でも構いません。
※もちろん、自分で作っても構いませんが、一度統括者に相談をしてください。
・世間的に見て「職業」である
・屋敷内、もしくはエクメーネの領土内にそのキャラが働く、決まった職場が存在する
例:「メイド」は世間的に見て職業であり、「屋敷」という決まった職場があるため習得可能。
一般技能の扱い
普段PC達は、それぞれの一般技能が示す職業に就いて、仕事をしています。
しかし、一般技能で稼いだ額をPCが得ることは基本的にできません。
日々の生活費に消えているものとして考えてください。
一般技能で判定を振ることも可能です。使用する能力値は、状況に応じて変わります。
しかし、一般技能で判定ができるのは、その一般技能が示す職業上の仕事内容に関する行為のみであり、
かつ、GMが使用を許可した場合に限ります。
また基本的には、自分の職場を離れている状況では使用できません。
なお、一般技能はあくまで職業に関する技能であるため、GMの方から積極的に使わせることは推奨しません。
特に、いずれかのその他技能で判定を行えそうな場合や、冒険者レベルを採用できそうな場合は、
極力技能レベルや冒険者レベルで判定をさせるようにしてください。
例1:ガード技能は、自身が普段警備を担当している場所で起こったことに気づく際に使用できるが、
屋外や、自分の持ち場ではない場所の物音などに気づくためには「聞き耳判定」などが必要。
例2:ガーデナー技能は、屋敷や自分の家の庭で育てている植物の名前などを知る際には使用できるが、
その植物の薬草としての具体的な効果を知るためには「薬品学判定」が必要。
一般技能の成長
一般技能は、セッションをこなしていくことで自動的に上がります。
・一般技能の成長に必要なセッション数([]内はそのレベルに達するまでの累計セッション数
1レベル…0回[0] 6レベル…2回[7] 11レベル…5回[26]
2レベル…1回[1] 7レベル…3回[10] 12レベル…6回[32]
3レベル…1回[2] 8レベル…3回[13] 13レベル…7回[39]
4レベル…1回[3] 9レベル…4回[17] 14レベル…8回[47]
5レベル…2回[5] 10レベル…4回[21] 15レベル…9回[56]
セッション終了時、それぞれ規定の回数に達したPCは、一般技能のレベルを上昇させてください。
一般技能一覧
ここに無いものは、統括者に相談していただければ基本的に条件を満たしていれば許可します。
許可されたものは、この一覧に追加していきます。
・メイド/バトラー技能
エクレールの屋敷の中で、使用人として働くための技能。特にイメージのない人にはこれがおすすめ。
調理、掃除、エクレールを起こす、など屋敷内での仕事の多くはこれでこなせる。
・チューター技能
エクレール、もしくは領内の子供たちの家庭教師として働くための技能。
職場は教える場所によって異なるため、勉強を教える場合に限り、その人の家を職場として扱う。
・ガーデナー技能
エクレールの屋敷で、庭師として働くための技能。
植物の世話だけでなく、屋敷の庭の構造などにも詳しい。
・ファーマー技能
エクレールの屋敷、もしくは領内で作物を育てている人が取れる技能。
農作業のことや、自分が育てている作物のことについて知っている。
・ガード技能
エクレールの屋敷の中にいる警備員が持つ技能。
屋敷の構造に詳しく、自分の持ち場の異変にもある程度気づくことができる。
・コック技能
屋敷内、もしくは領内の店の中で料理人として働くための技能。
料理の腕だけでなく、料理に関する知識もある。
・ライブラリアン技能
屋敷内、あるいは領地内の図書館で働く者がもつ技能。
自分が勤めている図書館について、その構造や本の場所などを熟知している。
・メッセンジャー技能
領地内で手紙などを伝達する者がもつ技能。
領地の地理もある程度理解している。
・ハーズマン技能
領地内で牧童として働く者の技能。
自分の働く牧場の地理や動物の種類、数などを把握している。
・グレイブキーパー技能
領地内で墓守を生業としている者がもつ技能。
墓石の管理や、自分が働く墓の構造などに詳しい。