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おうかがいシステム

last update 2009年03月18日

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アウトライン [表示]

おうかがいシステムってなんだ?

敵が強すぎる、展開が酷いなど、そのセッション外にも影響を及ぼす設定ないしペナルティー(例:欠落判定のペナは永久持続ですよね。)がPL、さらにはGMの意に反して行われる、行ってしまうことがあるようです。
このような「不慮の事故」が発生した場合に、このシステムを使うことができます。

このシステムって何のためにあるの?

意図

これは2つの意味があります。
1.不慮の事故への対応-(初心者)GMへの助け舟
他のシステムの前に、練習できるようなシステムにしたいのです。失敗は成功の母。その失敗によるペナルティーを軽減する狙いがあります。
(主に初心者GMに多いですが、ベテランだって人ですから事故は起きる可能性がありますよ)

2.GMの横暴に対する規制
GMが意図的に、PLが不満に思うジャッジを繰り返したり、PLの意向を正当な理由無くことごとく踏み潰す、これによってPCに汚点が付いた、もしくはPLが強いストレスを感じたなら、そのPLは保護されるべきだと考えます。
GMにちょっかいかけれるのは統括者しかいませんから。

このようなことがあった場合、セッションを無効にします。
非常に強力な処置ですから、使用する際はよく考えてからにしましょう。

想定している使用例

想定しているのは次の通りです。
1.初心者GMで、敵の強さやバランス、世界観などの加減ができず、事故を起こした
GMが相談してくるパターンだと思います。

2.GMや周囲のPLの横暴でSKA世界に修復不能なエラーを生じた、または特定PCに致命的な設定が付与された
「当初の予想」をはるかに超えた場合です。例えば、このWikiの1ページの中に「クレモナは歴史の中から消え去りました」と書かなきゃいけないような場合です。これでも、事前告知があり、誰が見ても面白かったりすれば良いのですが。

3.参加していないPCたちに明らかに不利益となる設定を付けられた場合、またはその逆
大体は参加している場合としていない場合で、行き過ぎた格差があった場合ですね。
単純に報酬が多すぎるというレベルではなく、もっと酷いこと(または理由……セッション開始時に理由も無く1人あたり10000MiP付与など)が必要です。

他にもあるかもしれません。

具体的にはどんなときに使えるの?

GM,PL問わず、そのセッションで本人がそれでストレスを強く感じた場合に起こすことができます。
「やり直したい」とか、「こんなはずではなかった」と、後悔して泣き寝入りする前に、一度頼ってみてはどうですか?

じゃあ、このシステムってどうやって使うの?

順を追って説明しますね。

  1. 統括者にメールで適当なメッセージを送りつける。
  2. 統括者が「やっちまったなぁ〜(裏声交じり)」と思う。
  3. 統括者はGMにどんなセッションだったかわくてかしながら聞きに行く。
  4. その後PLにも聞く。ここまでWeb上では非公開。
  5. 統括者が「明らかに危険な事故シナリオである。」と感じたらWebで公開。簡単な理由と共にどこか適当な場所で(質問板を予定)記述。意見期間を適当な期間設ける。
  6. セッションに参加した人数(GM含む)の過半数が事故だと判定をした場合そのセッションは行われなかったことになる。経験点、得た特徴、設定全て取り消される。(不利な特徴を植えつけられた場合、パワーアップする場合がありますね。)
  7. 公開された後は、そのシナリオの代わりのペアプレイを実施することはできない。さらにセッションが取り消された場合で、既にペアプレイを行っていた場合は結果を次のペアプレイに持ち越すか、無かったことにするかを選べる。
  8. 過半数を満たさない場合、そのセッションは有効。そのセッションで行われたことは全て有効。ただし、集団リンチっぽい空気を感じたらなけなしの統括者権限を振りかざし無効にすることもできるものとする。
注意点

・統括者はこの権限を濫用してはならない。
・途中で和解(?)したら和解内容に従います。統括者に連絡し、公開されていた場合は掲示板にも詳しく書き込むこと。
・セッション記録が書かれる前なら、非公開で行います。公開で行うのはセッション記録が書かれた後に限られます(セッション記録が書かれる前ならば、そのシナリオは公式にはやっていないことと同じ扱いです。) 。
・公開中、参加していない方への意見を求める場合があります。第三者の意見も重要視します。
・公開に踏み切った場合はMLでの告知もありえます。

最後に

このシステムは「最後の手段」「切り札」です。
初心者に毛が生えた頃のGMに対する予防効果を期待していたりします。
ただ、怯えないでください。ひゅぷのしすのメンバーは例外なく寛大です。寛大さが無ければそもそもこのルール自体が無いかもしれないのですから。
まずは、自分の行いたいシナリオを、セッションをやってみてください。ダメなら、このシステムを使ってください。ただ、むやみに使ってはいけませんよ。