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世界観


現実

ほぼ21世紀現在とかわりません。
但し、通信機器の開発が今より進んでおり携帯用PCを使い、
外でオンラインゲームが可能なほどなのです。
そして、今世界中で大人気なのがオンラインゲームである
『The World』です。
ユーザは各国様々な人種、年齢も下は小学生から上は定年退職した
お年よりまで老若男女問わず幅広いユーザ層を取り込んでいます。

 しかし、このオンランゲームが広まった背景にはネットワーク
の暗黒時代を経ているのです。
それはネット内では様々なハイテク犯罪が増加し、例えば
"Deadly Flash"と呼ばれるコンピュータウイルスの効果で死者7名を
出す惨事が勃発し、ウイルス作成者である日本人男性には
ネットワーク犯罪史上初の死刑判決が下されました。
 そして最大の事件が"Pluto Kiss"と呼ばれるウイルスによって
2005年12月24日、全世界のネットワークが瞬時に停止したのです。
そのウイルス作成者が小学生であったことで、そのネットワークの
脆弱性が露見し一般社会において通常の人間はネットワークの
使用を禁止されたのでした。
 そして2007年12月24日、Pluto Kiss発生日からちょうど2年後、
"Mother's Marry Kiss"と命名された日、全世界のネットワーク利用
が解禁しました。
そして同時にCC社によってThe World R:1が発売されたのです。


ゲーム世界

『The World R:2』はファンタジーオンラインゲームです。
2007年12月24日に公開され大人気であった『The World R:1』でしたが、
CC社本社の火災でデータサーバーが被害を受けたことにより、修復不可能な
状態に陥り2015年12月24日、計画段階であった『The World R:2』が発表され
2016年に現在の『The World R:2』が発売された。

 この『The World R:2』には複数の並列するサーバが設けられており、
PCはそのサーバ間を自由に行き来することができるのです。
サーバは単なる負荷分散の用途ではなく、それぞれ異なった様相を呈しています。
また、サーバにはそれぞれ中心となる街(ルートタウン)が存在し、ログイン時や
フィールドから戻った際には必ずこのルートタウンに転送されます。

 また、エリアワードと呼ばれる3つの単語(例:隠されし 禁断の 聖域)から構成
される文字列をホームタウン内に存在する転送ポイント「カオスゲート」で使用する
ことで一意のフィールドやダンジョンに転送されます。
それぞれの単語は敵のレベル・アイテムのレベル・フィールドやダンジョンの
構成・天候などの属性に影響を及ぼすのです。
エリアワードは複数存在するサーバーで同じものが使用されており、表記の際には
サーバ名を付与して区別します。

その他にギルドPvPアリーナというシステムが存在します。

補足

『The World』とは

エマ=ウィーラントのネット叙事詩「黄昏の碑文」をモデルとし、
ハロルド=ヒューイックが作成したものである。
 黄昏の碑文とはエマ個人のウェブサイト上で公開され、特別なセキュリティが
施されていたためオンライン上でしか閲覧ができなかった。"Pluto Kiss"が
発生しウェブサイトが損害を受けた時、すでにエマは亡くなっていたために
「黄昏の碑文」は永遠に失われてしまったと思われていた。
 しかし、一部のファンが保存したハードコピーが存在しており、
ハロルド=ヒューイックはそれを基に『The World』を作成した。
 1人の人間と2人の精霊を中心に物語が展開し、禍々しき波と戦う物語や、
黄昏竜を探す物語などが描かれている。

『The World R:2』の世界観


「神によって、空中都市フォート・アウフは空から落とされ、
高山都市ドゥナ・ロリヤックは落ちてきたフォート・アウフに
押しつぶされた、文明都市カルミナ・ガデリカは
神の雷の前に壊滅し、多くの人が死んだ。

人は最後の手段として、グリーマ・レーブに
封じられている女神・アウローラの力そのものを
呪文の力に変え、天上に打ち込んだ。

神々は炎にまかれて逃げ惑い、
次々に天上から落ちては死んでいった。

女神の力を打ち出した都市--紋章都市リア・ファイルは
粉々に砕け散り、多くの優秀な呪文士とともに消滅した。


プレイヤーが使用できるPCタイプは以下のように分類される

  • 人族
  • 獣人族
    • ガ族 熊のような体躯を持ち、優れた身体能力で戦う戦士タイプの獣人。
    • ライ族 身体的・能力的に人族と同程度で、身軽さでは比肩するものがないといわれる獣人
    • ウ族 小さな体格で、知力や感受性が豊かな獣人

また、3勢力が存在しており、プレイヤーはテウタテスに所属する

名称特徴リーダー拠点
アールヴァクル蒸気技術を持つ人族イシュメル:人族の男性マク・アヌとブレグ・エボナ
オグミオス紋章技術を持つ獣人族ヒープ・ホープ:ウ族の女性ドル・ドナ
テウタテス強大な兵力を持つ人族と獣人族の混合アルアジフ:人族の青年ルミナ・クロス
※アールヴァクルとオグミオスは対立しており、テウタテスは双方の勢力の持つ技術と兵力を取引する間柄にある

また、プレイヤーが使用できるPCのほかに、NPCとして以下の種族が存在する

名称説明
神々かつて世界を作り統治した存在
過去の戦争で多くが死に絶え、現在ではフォルセトとケルヌンノスの2神のみ確認されている
蒸気人形人族が作った蒸気で動く人形で、家事全般をまかなうことができる
グランティ族かつて神々がエルフから取り上げた「良いところ」を元に作られた存在
コミュニケーション能力に優れ、ギルドの管理などの仕事を任されることも多い
チムチム族蒸気技術の動力源となる「チム玉」を生み出せる存在
総じて気弱であるが、一部は攻撃的な面を持つ
エルフ族神々により生み出され、地上の統治を任される存在
しかし逆鱗に触れたため「良いところ」を奪われ滅んだ
精霊紋章の技術の根源である、自然界に潜む存在

ロストグラウンド

 システム管理者さえもが手を出す事の出来ない仕様外のエリアの総称。
普通はあるパターン化された背景や構造物を組み合わせてエリアは構築されます。
しかし、そんななか特別な背景や構造物で構築されたエリアがあります。
そこは全プレイヤーが訪れることは出来るものの、何のイベントも起こらず、
とにかく何も無い場所なのです。
宝箱もモンスターも存在しない、イベントも起きない、そんな無意味なエリア
がなぜ、『The World』にあるのか…。
それは『The World』の意思が作った空間なのかもしれない…。

グリーマ・レーヴ大聖堂「Δ隠されし 禁断の 聖域」

アルケ・ケルン大瀑布「Δ隠されし 禁断の 飛瀑」

死世所 エルディ・ルー「Δ隠されし 禁断の 冥界樹」

モーリー・バロウ城砦「Δ隠されし 禁断の 絶対城壁」

王者の島 イ・ブラセル

嘆きの都 エルド・スレイカ「θ隠されし 禁断の 黄泉国」

コシュタ・バウア戦場跡「θ隠されし 禁断の 古戦場」

糖蜜の館 シフ・ベルグ「θ隠されし 禁断の 意馬心猿」

竜骨山脈 ブリューナ・ギオデン「θ隠されし 禁断の 竜骨山脈」

ギャリオン・メイズ大神殿「θ隠されし 禁断の 秘蹟」

背面都市 マグニ・フィ

罪界 ラーン・バティ「Σ隠されし 禁断の 罪界」