!!!自警団概要  マツトキの豪商連によって作られたマツトキで起こるトラブルの対処から観光案内、祭りの企画まで行う。  紆余曲折があり現在では幕府の役人にも所属者があり、警備保安に関する様々な権限を貸与されている。  自警団員には豪商連から最低限の生活保障と仕事に対する賞与が支払われる。仕事の難易度によって賞与の額は違ってくる。  依頼料はそれなりのものらしいとの噂だが依頼料は一度、豪商連を通ることになっているため本当はどうなっているのか分からない。  また、依頼者無しの治安維持活動などは幕府から謝礼金がでる。これも豪商連を通して支払いがなされる。 !!!ゲームルール上のデータ !!PC作成上のルール ・PCは基本的に'''105cp'''で作成するものとする。 ・PCは、'''「自警団基本セット」'''(「仕事に対する義務感(-5cp)」と、「自警団の名声(名声+1)(5cp)」)を必ず持っている。 ・PCは信仰を選ぶ際'''「平信者」'''を取得することができる。また、平信者に限り、複数の信仰を同時に取得することができる。(入信者以上になった時、ほかの信仰は取得できなくなる。) ・「魔法の品(魔化品など)」を買うときは基本的に通常価格の2倍の金額がかかる。ただしパワーストーンは通常の値段で買える。魔化品についてはルナル・ピールを準拠詳しくはルナル・ピールを参照。 ・<<魔法の「祝福」は“PCは”使えないものとします。「祝福」が魔化されたアイテムを買うことは出来ません。>>これは戦闘のバランス調整のためです。 ・人間、ドワーフ、エルファ、ウィザード、翼人、ケラーグ、オレアノイ、ビジュラ、ボックはルールブックに準拠する。影タマットを作ることもできる。 ※影タマットのルールは特殊です。ルールはカルシファードのリプレイ下巻の巻末に書かれています。作りたい場合はGMと相談しながら作ってください。 ・カルシファードは銀の月の種族と人間の距離が他の地域に比べ近い。そのため<姿なきグルグドゥ><多足のもの>を特殊な背景に10cpをつぎ込むことで、「後援者」や「仲間」「足手まとい」とすることができるとする。(ただしつれて歩けば街では奇異の目で見られるのは覚悟すること。またGMが望むなら登場しないことにしてもよい)  これら種族をPCとするには、その理由、意思疎通の方法などを考え、セッションごとに参加可能かどうかGMに確認し、参加の許可をもらうこと。 ・人間以外の所属で武戦士になるには特殊な背景として15cpを必要とする。(武戦士になるCPは別にかかる)ただし<姿なきグルグドゥ><多足のもの>はなることはできない。 ・外国からやってきたキャラクターは「渡来人」とは外国からわたってきた人々を差別を含めず呼ぶときに使われる言葉である。渡来人を作る場合は以下のルールに従う。 !『「渡来人」の作成』  渡来人は外国からやってきた人々を指す。  渡来人は「特殊な背景(5cp)」、「外人差別を受け反応-1(-5cp)」を持っている。  差別は悪意なく無意識的に行われることが多く、厄介である。カルシファードの人間は外から来る人間に対し構えてしまいがちであり、仲がよくなるまで(買い戻す)までは差別的な扱いを受けることになる。 ・彷徨いの月の信者は必ず「渡来人」となる。このとき、ミュルーン以外の彷徨いの月の信者は特殊な背景に+5CPが発生する。ディワンを含め、全ての彷徨いの月の信者を作成することができる。 !!セッション上でのデータ ・マツトキセッションに参加するPCは、原則として自警団員のみ。 ・影タマットの術はGMと相談の上で最終的な効果を決定すること。GMは処理が困難と考えた場合、影タマットのキャラクターの使用を規制してもよい。 ・<姿なきグルグドゥ><多足のもの>は扱いが難しい。GMはこれらのキャラクター(PC、後援者、仲間など)のセッションへの登場を規制してもよい。 ・PCは、特別な場合を除いて衣食住にかかる費用を気にすることはない。  <特別な場合>不利な特徴などでより多くの費用がかかっている場合など、その場合、1日当たり5リアンが基本給であるものとして、不足分をキャラクターの所持金から減らす。 ・仕事の報酬として支払われる賞与は、50〜150リアンくらいで、セッションを行ったGMの主観による仕事の難易度で決定する。これ以上の額を渡してもよいが多すぎないように。 ・基本的に必要経費は出ない。  ただし、ベーシック270p「装備表」にある程度の雑貨は貸し出し可能。あくまで、貸し出しなので注意。 なお馬はサイガが2頭まで貸してくれる。  どうしても必要経費が高くなる場合は、交渉によって引き出すことも可能。そのときのセッションのGMが適宜判断すること。金にがめつい豪商連がどれほど援助してくれるか・・・よく考えてください。 ・遺跡などで拾ったものは、基本的に拾ったパーティーに所有権がある。これは探索者の権利として保障されている。換金するなり、自分たちで使うなり、ご随意に。  もしも、とんでもない価値のあるものが発見された場合は、役所または豪商連が預かることにる。そのときは、賞与にちょっと上乗せされることもある。 ・セッション終了時の報酬CPは、2〜5点くらいをめどとする。突発セッションの時には、これの半分くらい。GMはPCの中で最も報酬CPの少ない人と最も多い人の平均と同数のCPをもらって自分の所持キャラに自由に使うことが出来る。