第5回目報告 長万部岳   平成13年11月8日
 
長万部岳「OSYAMABETAKE」972m
 
 二組の夫婦で登山口まで車が進みそうもない荒れた林道で断念してから何年経ったであろう・・・「今にも熊がでそうな道」しかし梅沢 俊さんが選んだ北海道百名山を登破するには何時かそのチャンスを狙っていた。この朝6時に出る登山口まで150k超、2時間半程で林道のゲートに到着、しかし施錠して3k余りある登山口まで歩くか???空模様も悪くなり思案のしどころ、職業ウンちゃんだったkさんは難儀しながらゲート脇より無事侵入してヤレヤレで登山口9時30分出発した。この頃より小雨になり頂上も見えずに山小屋からの古い車道の七曲りヘアピンカーブのブナ林を歩くがなかなか高度を稼げない。樹林の切れた鉱山跡までの間で珍しくフクロが歓迎してくれ心和む・・・

 この辺りから積雪が20cm程になり足元に注意し動物の足跡を確かめながら根曲がり竹のトンネルを進む・・・積雪で小さな案内板を見過ごして10分間ロスしたが頂上までの見通しが利いて登山意欲が湧き最後の登りに一汗をかいたが、適当な積雪で夏道より危険でないように思えながら2時間10分で初登頂しE嬢と三角点にタッチした。薄曇りであったが日本海、太平洋、ニセコ、羊蹄山、狩場山、遠くは噴火湾と駒ケ岳までが一望できて満足でした。早い昼食だったが風も強くなりそこそこに昆布温泉で二次会をすることにして戻る。途中鉱山跡で休憩した頃に快晴になり頂上の標識まで遠望されたのには参った、マイッタでした。
大坂 康四郎 (2001.11.8)
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