最終回の言葉
(なお、以下の台詞はフジテレビ「お水の花道〜女30歳ガケップチ」99/3/24オンエアー時のものを使っております)
松島の声:「眠らない街、六本木……その大通りから小路に入ったその奥に……
いつも客達の笑い声の絶えない店がある……
それが……」
松島の声:「クラブパラダイス……遙か長い歴史を持つわけではない……
とびぬけて有名な店でもない……特別なところなど何ひとつない、
どこにでもある普通の店……ただひとつ特別なのは……
そこに働くもの達の笑顔かもしれない……」
松島の声:「そこには……様々な人たちが生きている……」
松島の声:「希望に満ちあふれた若者達がいる……」
松島の声:「様々な道のりを経てここに辿り着いたものがいる……」
松島の声:「そこで育つ少女がいる……」
松島の声:「愛する者のために頑張るものがいる……」
松島の声:「まだ未知数の未来に向かって歩いている者がいる……」
松島の声:「常に新しい幸せに向かって歩いている者がいる……」
松島の声:「そこから巣立っていった者がいる……」
松島の声:「役柄を代えても……この店を愛し続ける者がいる……」
松島の声:「志半ばで倒れた者がいる……」
松島の声:「そして……」
松島の声:「最愛の者の死を乗り越え……
必至で自分の足で立ち上がろうとしている者がいる……」
松島の声:「クラブパラダイス……そこには……様々な人間達が生きている……
彼らはみな……明日に向かって……自分の道を歩き続けている」
そして、明菜と幻の石崎の会話
明菜:「石崎さん……あなたは私に、「お水の花道」を歩いていると
おっしゃいましたよね、それから私ずっと考えていました。
その言葉の意味を……。」
石崎:「……」
明菜:「私、今はっきり分かったんです……それはナンバーワンに
なることや、お店を持つことや……何かゴールを目指すこ
とではない。」
石崎:「……」
明菜:「お客様を笑顔にしたいと思う心、自分の働いている店を
愛する心、そして、この仕事に誇りと情熱を持って歩き続け
ること……「お水の花道」は、きっと……そこにあるんです。」
石崎:「あなたがこれまで歩いてきた道が、そして、これから歩い
ていく道が、明菜さん、あなたの「お水の花道」なんです」