烏山和紙 漉く、創る…
優美な伝統工芸とのふれあい。
 古くから「山あり、水清きところに和紙は
生まれる」と言い伝えられてきております。
烏山に和紙が伝承されてきたのも、那須・
八溝の連峰、那珂川の清流など恵まれた
自然の賜物です。
 下野国(栃木県)の産地が歴史に登場する
のは、奈良朝天平宝字4年(760年)のこと
「写経料紙を産出す」とあり、以来今日まで
絶えることなく漉き継がれてきました。建保
年間1210年代の那須奉書、江戸時代の
檀紙・十文字紙・程村紙・西の内紙・棧留紙
などは那須紙と総称され、その強靭さと
優雅さをもって広く知られました。
 また、那須烏山唯一の福田製紙所は、
元来和紙問屋であったが、戦後和紙製造
農家が減少する中で自ら和紙漉きを行う
ようになりました。
 烏山和紙を代表するのは「程村」紙であり
、烏山近辺で産する楮を原料として漉いた
もので、紙膚が緻密で厚手の紙であることが
特徴といわれています。現在は、県内の
卒業証書の殆どに使われています。
 烏山和紙会館では、製品展示即売、和紙
の里では和紙漉き体験を行っております
ので詳しくはご連絡ください。
 


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