CMMC8
ゼブラ
久々に笑いを誘うCMを見てしまった。こういうちょっとアホめのCMは個人的には大好きで歓迎。もちろんゼブラは商品名ではなく、今回取り上げるのはゼブラのマッキー(サインペン)とジムノック(ボールペン)のCM.。それではまずマッキーから。
(アラジン)「おばあさん、大丈夫かい?」 (と重いつぼを持って倒れそうになるおばあさんを支える)
と、ここでランプの精登場。
(ランプの精)「親切なアラジンよ。願いがかなう魔法の呪文を授けよう。
ヌーダラサンクンヨムアブガンガラセフイヨハンノン
(アラジン)「ヌーダラって、ちょとまっ、ペンペン・・・」
(そんなのにお構いなくランプの精)ホメイノハンノウホングロマングロナニホレ・・・・
This is a pen. ZEBRA
ビデオを何度も見ながらこの呪文を書き写していると、何でこんなに長くてわかりづらい呪文にするんだよぉ、と思ってしまったけど、そうでないとこのCM成り立ちまそん(B4TM)、ということを思い出し苦笑い。お次はジムノック。
(場面は特殊部隊の乗り込んでいる輸送機の中)
(お偉いさん)「降下用意!目標地点は真下の協会を北に100m右に曲がって
(兵士たち)「えっ?!」
(もちろん構わずお偉いさん)「2本目の路地を突き当たり三叉路の左を50m
(兵士たち)「ペンペン・・・・」
(お偉いさん)「川を渡って282m右に公園が見えたら60度右に・・・・・」
This is a pen. ZEBRA
兵士たちはお偉いさんの体をまさぐってまでペンを探すが、それにもまったく反応を見せずに早口でまくし立てるお偉いさんの姿が、さすが軍人(笑)という感じですね。2つとも欲しい時にペンがないと困ってしまうからゼブラの製品を買ってね、という一言でいってしまえば非常につまらないものなんだけど、それをうまく表現している。ぱっと見では何のCMかよくわからない後半盛り上がり方の典型CMでありました。
このイメージ、文章だけでは伝わらない。CMが見たい人はGTO、ミュージックハンマー(水曜深夜(長野限定))などで見れるはずです。1度でいいから見てみて!笑えますよ。
カムリ
今度は打って変って泣けるCM。もしもピアノが弾けたなら、に乗せて、もしもカムリがあったならの歌いだしで始まる。場所は娘の結婚式に出席する父(西田俊之)が乗るカムリの中。両家で撮る予定の写真のためにみなが集まるが1つだけ席が空いている。もちろん父の席だ。
幼いころの娘の写真を見ながら感慨にふけっている父に、助手席に乗る花嫁姿の幼い娘が、「パパ、嬉しくないの?」と聞くと父はそれを否定。「じゃあ笑って」の問いかけに固まった笑顔を向けると、カムリを成長した娘がノックする。
もちろん幼い娘は父の作り出したイメージで、そこに存在しないものなのだけど、家の中にいた娘(子供時代)と家の外に出てしまった娘(成長した女性)、いつまでもその家の中のイメージを捨てきれない親、という関係を、カムリの中と外で表現しているようで、製作者のこの場面への思い入れのようなものが感じられてよかった。あー、俺にもそういう時代があったなぁ、と思う人も、まだよくわかんないや、という人も引き込んでしまうCMでした。
(1999/8/28)