CMMC7
アリナミンV
友人が、「買ってはいけない」なる本を学校に持ってきたのは数週間前。その本を「買ってはいけない」と銘打って人目を引いておいて買わせるものかと思ったら、そこには「買ってはいけない」商品たちが列挙されていた。なんだか今ベストセラーらしく(長野Y売新聞)、結構買っている人がいるみたい。これがなかなか面白くて、「逆あるある大辞典」よろしく、いろいろな有名企業の商品をここが悪い、あそこが悪いとこき下ろす内容だった。その中で気になったのは、「あなたの旦那が疲れているとき、あなた(主婦)はどうしますか?」のアンケート結果。1位はなんと、ドリンク剤を飲ませる。ゆっくり休ませるを抜いて堂々第1位だそうな。そんなばかな、と思いきや、そんな世相をいち早くだかどうだか知らないけど、採り入れているCMがこれ。
「あなた、つかれているみたいね。でもがんばってね。」
とおもむろにアリナミンVを渡す。
「うん。」
「いってきまーす」(とアリナミンを背中にしょって職場に飛んでいく)
このCMの亭主役はプロゴルファーの丸山茂樹。最初このCMを見たとき、ちょっと嫌だった。彼のゴルフで成功したときの笑顔や、トーク番組などでの照れ笑いなどは、かなりいい笑顔で、好感の持てるものだった。それをこういう場面で安売りして欲しくない。「さんまのまんま」で彼がゲストに出たとき、彼のゴルフのおもちゃを見せながら、そのパッケージの写真、いわゆる業務用の張り付いた笑顔を彼は嫌だといって苦笑していた。その笑顔を見せてうん、と頷き空を飛んで行く展開はどうも、と思ってしまったのだ。
と・こ・ろ・が。今の世の中ってこうなっていたんですね。実際の話。世の男性はどう思っているんだろうね。ま、こんな人を嫁に欲しいとは思わないけど。気になる人は一度彼女、または奥さんの前で、「は-、最近疲れたまってんなー」とか言ってみたらどうでしょう。反応は如何に?
泳ぐCM
夏だから(か?)、水を写しているCMはとっても多い。ちょっと関係のありそうなのではポカリのCMとか、まったく関係なさそうなのではジャワカレー(海?に落ちるシーンがある)とか、いろいろである。自分が水泳部なので「泳ぐ」CMには少々敏感。この関係で一番気に入っているのはチオビタのCM。奇しくも1つ目の記事と同じドリンク剤のCMなんだけど、勝者と敗者のコントラストを巧く採り入れているCMで、これからの活力にしようという気の沸いてくるもので、なかなか良い。15秒の間にさまざまなドラマを見ているようなものだ。
でも、今回気になるCMはそれではない。気になるのはブロイ(発泡酒)のCM。浜辺にいるカップルが、泳ぎますか、といって波打ち際に走るCM。これとオーバーラップしているのはピップエレキバンのCM。何処かで再会した男女二人が30秒バージョンでは何の脈略もなく男の「とりあえず、泳ぐか」の一言で泳ぐことになる。次の瞬間、2人ともプールサイドで水着でいて、「泳いだな」「泳いだわ」と言葉を交わす。
と・こ・ろ・が。ブロイの2人は泳いだ気配はまったくない。なんだか波打ち際まで走ってそのまま寝転んで、そして発泡酒を飲んでいる感じ。海に来て、「泳ぎますか」といった以上泳いで欲しかった、と思うのは、俺だけ、だろうなぁ。事の真相はどうなんだろう。気になる人、も俺だけかぁ。
(1999/8/13)