CMMC64

ルモテ(パナソニック(ラジオCM))

 CM FESTIVALで見つけたCM。

("プチ"っと電話をとる音が聞こえる)

(子供)もしもし、パパ?早くシンデ(ぷちっ)

(父)えー?なんだってー?

Na.途中で切れると話にならない。パナソニック、ルモテなら・・・?

(子供)もしもし、パパ?早くシンデレラのミュージカル見に行こうよ。

(父)うーん、そうだよな。生きてるうちに行こうなー。

 1度聴いて覚えていた部分を書いてみたので正確ではないと思いますがこんな感じでした。PHSで話す父とこのほほえましい会話がH"でないとこんな怖い会話になってしまいますよー。というもの。H"とはDDIポケットが提供するサービスの名前できれにくい、というのが今までのPHSとは大きく違うところでそれを売りにしています。なるほど、これだったら話になりませんね。それでは会場で聞いた3作品をまとめて。

(クビ編)

(部長)あーもしもし、突然だけどキミクビ(ぷちっ)

(女)えー!なんでー?!

Na.途中で切れると話にならない。パナソニック、ルモテなら・・・?

(部長)あーもしもし、突然だけどキミクビれたウエストしてるよね。

(女)部長それセクハラ・・・。

(バカ編)

(女)ねえねえ、あなたってホントバカ(ぷちっ)

(男)突然なんだよー。

Na.途中で切れると話にならない。パナソニック、ルモテなら・・・?

(女)ねえねえ、あなたってホントバカンス取るのうまいわよね。今度アドバイス欲しいんだけど。

(男)なぁんだそんなことだったらお安い御用だよ。なんだったら一緒に行く?

 1本目よりはインパクトにかけますが良くできたCMであると思います。PHSが切れる様子は聴覚だけに頼るのでおそらくラジオの方が切実に伝わってくるものなんですね。ビジュアルが伴わないだけ、聞かせるCMにならないといけないラジオCMの特質をうまく逆手に取った、といった感じでしょうか。3作品通して聞くと20秒の間の調子がどれも同じで、シリーズCMとしてはお手本みたいなもの。特に最初の1音(電話の切れる音)で、リスナーの注意をひくことで、CMの認識度と浸透度を確保することができるのでしょう。本当によくできているなぁ。ジャーナリスト賞を取ったのもうなづける作品であります。

 聞かせてくれたCMとしてはやっぱり漫談や漫才風(このCMも漫才風?!)のものが上位にもあって、その中でもソラリアプラザ商店街のCMがなかなかでしたね。2人の女の子が淡々と抑揚のない声で漫才をしていくもので、間が素晴らしかった。聞かせるときは、この無音の「間」が大切だという事が伝わってきました。

 また機会があったらラジオCMを取り上げたいと思います。

(2000/12/7)