CMMC21
BOSS7
プレゼントCMと平行して、結構前から放送されていたこのバージョン。季節ものだから見られるのもあとわずかの期間なのかも。
(父)(紅白歌合戦を見ながら)これを見ると年末って感じだよなぁ。
(母)ほんとにねぇ。
(父)(小林幸子登場を見ながら)しっかし最近これ変だぞ。仮装大会だかなんだかわかんないな。なあ(娘に同意を求める)。本来歌で勝負するもんだろう!
(小林幸子)だったら(父:上を見上げ、空を舞う(笑))、だったらこんな格好するわけないでしょ。ねぇ〜♪
Na.缶コーヒーのBOSS、seven。
(おばあちゃん、拍手を打ちながら)ありがたいありがたい。
扱われること通算5回目になったボスのCMです。今回の犠牲者は、志賀廣太郎(ひろたろう?)50歳。中学校教諭であり、一家の大黒柱。見た感じ、公立高校の先生っぽいですね。一家団欒っぽく家族で紅白を見ているのは、昔ながらの家族を演出したかったのかな?酒も入ったのか、年越しにちょっと浮かれ気味です。おそらく毎回紅白を楽しみにしていて、その後はゆく年くる年という流れがこの一家にはできていることでしょう。しかし周りはあまり関心がないらしく、熱心に見ているのは父だけ。同意を求めた母と娘は反応が薄く、反応があっても困る小林幸子から反応がバリバリ、という感じでしょうか。
今回のバージョンはちょっとほほえましさも漂う迫力に欠けるものだけにちょっと残念です。神田うのバージョン(CMMC9)から先祖帰り(?)してトリップバージョンになりましたが、今回はブラウン管の中。しかも家族はその父の姿をブラウン管を通してみているという設定。これは双眼鏡のこっちから向こうへトリップしたホーストバージョンに似ていますね。しかし、そのときもトリップ前の視点から捕らえられることはなく、場所が変わったことを否が応でも実感することになったのですが、今回は視点が定まらず行ったり来たり。これでは廣太郎と一緒の緊張感は得られません。ただ1点、初回から今回まで守られている、自分の発言には十分責任を持っておかないと、どうなるか知んないよ、というものは守られているようですね。ま、この1点がなくなったときは、ボスのCMのリニューアルのときなんでしょうけど。
しかし、ボスは今回けっこう冒険しています。それは、あからさまな紅白批判を小林幸子にやらせていることです。父の、本来歌で勝負するもので、仮装するものではない、という発言に、そんなことはない。もし歌で勝負するものだったらこんな格好(毎回派手な電飾とかつけて演出していますね)しない、と言わせているわけです。今回で出場回数が21回にもなり、ここ数年衣装でのみ話題をさらっているこの人に、こんなことを言わせては、NHKも形無しなのではないでしょうか。もう3年も紅白は見ていないので、最近の紅白事情というのはよく分かりませんが、宇多田ヒカルに逃げられたり、SMAPに裏番組の合間に出てもらっているようでは、平均年齢層の高い視聴層は変える事ができないことでしょう。ボスのCMでもそれがうまくあらわされていました。
Goody(グッディー)
グッディーとは、使い捨てカメラの商品名。CMの中で1枚写真をとり、結果は街角店頭で、というあれです。覚えている前のバージョンでは、夜の遊園地のメリーゴーランドの前での撮影で、今回は教会内での結婚式の、記念撮影に割り込んでの写真でした。このCMは結構前からやっていて、おそらく年単位で変わってないのではないでしょうか。しかしこの度、新しく30秒バージョンが登場しました。本来の15秒(撮影風景)バージョンに、街角店頭でしか確認できなかった結果を示して、どれだけ良く撮れるかをアピールする15秒が加わりました。これで街角でなくても画質のよさが確認できるわけですね。
このバージョンが現れたのはおそらく、地方での結果確認がしずらかったため。前CMが流れていたときも、東京の地下鉄には中ずり広告のように結果が張ってあり、意識しないでも結果はわかりましたが、ここ長野ではそれを1枚も見ることがありませんでした。友達は、「結果は街角店頭で」の一説を、「自分で街角で取った写真で確認してください」という意味に勘違いしていたらしく、このCMはおかしい、といっていました。そんなことから考えると、おそらく「結果をCMで見せて」というクレームなどが多かったのか、30秒バージョンの登場と相成ったのではないか、ということでしょう。
友達の偶然の発言がなければ、こんなことには気づかずじまいだったかもしれませんがね。CM関係の情報などがありましたら、伝言板へ、ぜひ。
(1999/12/28)