カーナビゲーションやGPS携帯など簡易的に地球上の
位置を測定し、地図上に その点を表示することにより、
現在どの位置にいるのか、どちらの方向に走行しているのか
分かるシステムであります。

しかし、その精度は10mや20mはずれることがあり、土地の
測量ではこの精度をmm単位まで高める機器を利用しています。
当事務所では、ライカ社製のGPS System 1200 によって測量しようとする土地周辺に基準点を設置し、その座標を計測(世界測地系)することにより、地積測量図を作成し分筆登記などの登記申請をしています。測量する度にその位置が変わってしまうことがないよう、世界測地系で測量することにより1p〜2pの誤差内で境界を復元することが可能です。

GPSとは、米軍の打ち上げた約30個のGPS衛星の内、上空にある数個の衛星からの信号をGPS受信機で受け、現在の位置を知るシステムです。

衛星に搭載されている原子時計の時刻データ、衛星軌道の情報などの情報を正確にGPS受信機で受け、また、受信機側でも正確な時計が搭載されていて、衛星からの電波を受信し、送受信の時間差(その速度は光と同じ30万キロ/秒)をかけることによって衛星からの距離がわかり、その正確な位置と高さを測定する技術であります。

GPS
(グローバルポジショニングシステム)