瓦屋根|TILED ROOF

これまでも、これからも、瓦屋根のことならマトーへ
私たちは、昭和37年に「間藤瓦屋」として創業して以来、みなさまの住まいの安心と快適を支える瓦屋根の施工、メンテナンスを50年以上のあいだ、そして今も変わることなく、ご提供しています。瓦屋根に関するお悩み、ご相談は、ぜひ私たちにお寄せください。
瓦屋根の魅力

美観・デザイン性

美観・デザイン性

「甍(いらか)の波」と形容される瓦屋根は重厚感、高級感、ナチュラル感を兼ね備え、見た目の美しさが大きな魅力。 近年では和風・洋風問わず、あらゆる建築物にマッチするラインナップが多彩に充実しています。

耐久 断熱 通気 防音 防露 防火性能の優等生

耐久 断熱 通気 防音 防露
防火性能の優等生

何十年も、時には百年以上も雨風・真夏の高温と真冬の寒気にさらされ続ける屋根。 そんな過酷な条件下でも厚さ寒さを遮ってくれる断熱性。そして不燃材としての防火性。または酸性雨にも強く、防音・防露性にも優れ、通気性もよく瓦自体の強度だけでなく、屋根全体としての耐久性を維持します。

経済性

経済性

粘土瓦(焼瓦)なら塗装などのメンテナンス不要。 しかも、優れた断熱性になり光熱費の制約にもなります。

瓦屋根の種類

安田瓦

安田瓦

新潟県産の粘土瓦(焼瓦)
ふるさと新潟(旧・安田町)の良質な粘土を用いた安田瓦は、住まいに重厚な風格を漂わせます。機能面においても、雪国で培われた技術で凍害に強く、耐久性に優れています。

安田瓦製造各社のホームページ
丸三安田瓦工業 >
五十嵐瓦工業 >

三州瓦

三州瓦

愛知県産の粘土瓦(焼瓦)
愛知県の三河地域(三州)を産地とする三州瓦は、軽量で色・形のバリエーションも多く、 そのシェアは日本一を誇っています。

三州瓦製造各社のホームページ
株式会社鶴弥 >
新東株式会社 >
丸栄陶業株式会社 >

セメント瓦

セメント瓦

自社製造の高圧セメント瓦
自社で製造から施工、塗装まで行うセメント瓦は、セメント1に対して砂3の割合で調合した モルタルを用いて造られる瓦です。比較的安価で、塗装により多彩な色を表現できます。(上記写真は未塗装のセメント瓦)

ROOGA(ルーガ)

ROOGA(ルーガ)

軽量樹脂瓦(KMEWクボタ松下電工外装)
通常の厚型平板瓦と同等の厚さをもちながら、重量は半分以下に抑えた軽量瓦です。

KMEWクボタ松下電工外装 >

ガルバリウム鋼板

板金屋根

ガルバリウム鋼板
和風・洋風問わず、あらゆる屋根にマッチし、スマートで美しい外観を演出します。

セキノ興産 >

DECRA(デクラ)

DECRA(デクラ)

軽量金属瓦(デクラ屋根システム)
天然石とガルバリウム鋼板でできたハイブリッド屋根材。粘土瓦の約1/9の重量で取り扱いやすく、台風・強風にも強く、耐震性も強い屋根材です。

デクラ屋根システム >

工事の流れ[リフォーム(葺き替え)工事の一例]

1. 施工前
(現地調査、ご提案、着工前あいさつ)

現状の屋根の状態を確認し、お客様に最適なリフォームプランをご提案します。また屋根の工事は「粉塵の飛散」と「騒音」が伴います。施工前に近隣の状況を確認し、周囲のお宅へ着工前のごあいさつをすることで、後のトラブルを防ぎます。

2. 古瓦の撤去
および補修箇所等の確認

既存の瓦を撤去します。瓦をめくることは人間の外科手術と似ています。事前に点検していてもめくって初めてわかる破損箇所もあります。補修が必要な箇所を確認しながら、迅速に撤去いたします。また撤去した瓦は専門の廃棄処分場で破棄いたします。

3. 補修・古桟木の撤去

瓦を引っ掛けていた古桟木を取り外して屋根面全体の清掃を行います。それに合わせてタル木や野地板などが弱っている箇所は補修いたします。

4. 野地施工
(下地ベニヤ板等の施工)

もともとの下地は長きにわたって重さに耐えているため、傷みが出ている場合が多いです。新しく施工する屋根材に合わせて、ベニヤ板やコンパネ合板などを上に重ね張りし、野地の補強を行います。

5. 下葺き材の施工

下葺き材といわれる防水シートを張ります。雨漏りの主要な原因はこの下葺き材の破れによるものが多いです。万が一、瓦の隙間から雨が入り込んでも、樹脂材やゴムアスファルト材などでできたシートを敷き詰めることで、建物を水から守ります。

6. 瓦桟打ちおよび瓦割り
瓦桟、谷板金、軒先板金、捨て板金、強力棟等の施工

瓦を引っ掛けて留めるための桟木を打ちます。この桟木を真っすぐに打つことで、瓦屋根特有のキレイな直線美を保ちます。

7. 瓦上げ・平瓦(桟瓦)葺き

新しい瓦を屋根上に上げます。荷上げにはクレーンや荷上げ機を使用するため、専門の有資格者が安全を最優先に行います。また瓦は一枚一枚微妙に色や形が異なっています。瓦を葺く際には一枚一枚の状態を確認しながら葺き、必要なときは瓦を削り調整します。並んだ時にいかに美しく見えるように葺くかは職人の腕の見せどころです。

8. 棟瓦・土居瓦葺き

棟土は″地産地消″の観点から地元の山砂とセメントを混合したものを使用しています。また棟土を使わない乾式工法もあります。のし瓦は糸を張り直線を出し仕上げます。

9. 完成

最後に屋根上および周辺部を清掃して完成となります。すべての工事が完了しましたらご確認いただき、万が一施工トラブルがありましたら早急に対応いたします。また屋根のメンテナンスなどについてのアドバイスもさせていただきます。

Q&A
「瓦屋根は重いから地震に弱い」って本当ですか?

軽い屋根なら安心、重い屋根は心配と考える前に、「瓦を乗せられない家で大丈夫?」「板金などの軽い屋根材しか乗せられない程度の家で本当にイイの?」と考えた方がより現実的なのではないでしょうか。

昭和56年に施行された改正建築基準法による新耐震基準では、屋根の種類によって躯体の強度を決めることになっています。屋根に合わせて柱の太さや壁の量を決めるのがルールです。きちんとした家の設計・施工をすれば耐震性能は問題ないのです。まずは、丈夫な家を建てることが先決です。

しかし、築年数が古く、かつ、建物1階部分の開口比率が高い(例えば、1階が店舗、2階が住宅など住宅躯体構造部が脆弱な)建物や、シロアリ等の被害による住宅基礎部の強度が低下した木造住宅などは、大規模地震時に倒壊の危険性があります。建て替えるのがそれは一番なのですが、金銭的、その他の都合で屋根の葺き替え工事のみを希望のお客様には、「軽量樹脂瓦」などの軽い瓦(一般的な陶器瓦の半分以下の重量)やガルバリウム鋼板の板金屋根もお薦めしています。
業者のセールスが来るんですが、信用してもいいのでしょうか。
セールスが皆、悪徳業者とは限りません。しかし、無料点検を装って訪問し、いろいろな口実をつけて不安をあおり、契約を急がせる業者には注意しましょう。業者の説明をうのみにしてすぐ契約せず、家族や身近な人に相談しましょう。業者選びは慎重に。また、複数の業者から同じ条件で見積りを取ることをお薦めします。
瓦屋根はスレートや金属系に比べてコストが高いと聞きましたが、本当ですか。
瓦屋根の場合、重厚な棟工事を行う場合などで初期施工時の材料費と工事費は他の屋根材と比べ10~20%程度割高になるかもしれません。しかし、長い目で見て維持費を考慮すると、他の屋根材と比べて安くなります。
初期費用以外の耐久性能や断熱性能、美観性、将来の居住計画等も考慮して、総合的にご判断いただくといいでしょう。
屋根のリフォーム時期の目安を教えてください。
メンテナンスが行き届いている瓦で通常、セメント瓦で30年、粘土瓦(焼瓦)で40年はもちます。板金屋根も20年以上は大丈夫でしょう。
しかし、状態が良いように見えても傷んでいることもあるため、数年に一度、屋根工事店に点検を受けて頂くことをお薦めします。
雨漏りしています。どうすればよいのですか?
雨漏りというのは、瓦が割れた、板金に穴が空いているだけの単純な理由ではなく、外見上問題がないように見える場合でも雨漏りが止まらないことがあります。瓦屋根、板金屋根の再塗装をしても雨漏りを防ぐことはできません!
早めに屋根工事店に相談し、原因を特定して適切な処置を行ってください。
瓦が1枚割れています! 瓦の差し替えは素人でもできますか?
単純な箇所で瓦の種類と大きさが合えば簡単にできます。屋根に登れるなら、屋根工事店さんに割れた瓦と同じ瓦をゆずり受け、自分でやるのもいいでしょう。
しかし、壁際や棟下の瓦の割れの修理は素人では困難です。また、屋根の上の歩き方を知らなければ、踏み割れなどで余計に痛む場合もあります。高所作業による転落事故の可能性もありますので、業者に任せるのがきれいでお得になる安全策です。
屋根工事以外の工事はしてもらえますか。
当店は「セメント瓦」「板金」「コロニアル」屋根の塗装、外壁の張替え、8トンクレーン工事、「樹木」・「立ち木」の伐採や雨どい工事、太陽光パネルの設置なども行います。その他、住宅に関するあらゆる工事の専門業者は責任をもってご紹介いたします。みんな信頼できる方ばかりです。
工事代金の支払いはどうすれば……?
当店は後払い制です。工事後に請求書を発行いたします。集金に伺っても振り込みでも、ご都合のよろしい方法を選んでください。また、各種リフォームローンも用意しております(最長10年)。ご利用ください。
本当に見積り金額通りに工事ができるの? 追加工事代金とか言って増えることはないの?
当店では、お客様のご要望によるお見積り後の工事内容の変更以外、見積り金額より工事金額が増えることはありません。
リフォーム工事中に雨漏りがして家財や建物に損害が生じた場合はどうなるのか?
当店は「全瓦連第三者賠償保険制度」の加入店です。工事中または過去10年以内に行った工事に万が一欠陥があって、瓦が落ち通行人にケガをさせたり、雨漏りなどで家財や建物に損害を与えた場合などを保障します。
リフォームの工事期間はどれくらいかかるの?
屋根のリフォーム工事では、屋根面の広さ・形状(切妻・寄せ棟・入母屋など)にもよりますが、瓦・板金屋根ともに、部分補修で1~2日、葺き替え工事で3~10日程度です。外壁工事の場合も建物の大きさや足場の必要性、張り替えか重ね張りかにもよりますが、部分補修なら1~3日。建物全体で1~2週間のお時間を頂いています。
ただし、屋根工事・外壁工事ともに、工事期間中に雨や雪が降ると作業工程によってはその間中止しなければならなくなる場合がございますので、その分工事期間が長くなってしまいます。
工事期間中は、建物内で普通の生活をしていても構いません。
工事中は留守にしていても大丈夫?
大丈夫です。ですが、屋根・外壁工事には電気工具等も使いますので、外部コンセントがない場合は郵便ポストなどから電源を取らさせていただければ助かります。