ActionScriptレイヤーの記述

■　ActionScriptレイヤーの記述

1.　タイムラインでActionScript用レイヤーを追加し、1フレーム目を選択します。

2.　アクションパネルで、以下のように記述します。

１〜３行目

var fXML:XML = new XML();
fXML.ignoreWhite = true;
fXML.load("MDC.xml");

XMLオブジェクトを作成し、XMLファイルを読み込みます。読み込み終わると「fXML」が「MDC.ｘｍｌ」の内容を持ちます。

4〜18行目

fXML.onLoad = function(success:Boolean) {
　　　if (success) {
　　　　　　//メニューを作成
　　　　　　var x:Number = 0;
　　　　　　var y:Number = 0;
　　　　　　for (var i = 0; i<fXML.firstChild.childNodes.length; i++) {
　　　　　　　　　var node:Array = fXML.firstChild.childNodes[i];
　　　　　　　　　var init:Object = {x:x, y:y, level:1, node:node};
　　　　　　　　　_root.menu1.attachMovie("btn_mc", "btn_mc"+i, i, init);
　　　　　　　　　y += _root.menu1.btn_mc0._height;
　　　　　　}
　　　} else {
　　　　　　trace('XMLの読込みに失敗しました');
　　　}
};

XMLファイルを読み込んだ後にする作業です。7, 8, 11行目は、ボタンの表示位置を示す変数です。

9〜14行目

　　　　　　for (var i = 0; i<fXML.firstChild.childNodes.length; i++) {
　　　　　　　　　var node:Array = fXML.firstChild.childNodes[i];
　　　　　　　　　var init:Object = {x:x, y:y, level:1, node:node};
　　　　　　　　　_root.menu1.attachMovie("btn_mc", "btn_mc"+i, i, init);
　　　　　　　　　y += _root.menu1.btn_mc0._height;
　　　　　　}

MDC.xmlの「<menu>」の子ノードの数だけボタンを作成します。「XML.firstChild」はXMLファイル内の一番最初のノード「<menu>タグ」をさし、「fXML.firstChild.childNodes」は「<menu>」の子ノードがすべて入った入れるをさします。「i」が0のとき、nodeの内容は「<menu>」の最初の子ノードとなり、XMLファイルの以下の部分になります。

<hc name="神経系疾患">
　　　　　　<nc name="脳腫瘍" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<hc name="くも膜下出血、破裂能動脈りん" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="未破裂脳動脈瘤" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="非外傷性頭蓋内血腫（非外傷性硬膜下血腫以外）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="非外傷性硬膜下血腫" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脳梗塞" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脳血管障害（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脳脊髄の感染を伴う炎症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="結核性髄膜炎、髄膜脳炎" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="プリオン病" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="多発性硬化症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脱髄性疾患（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="免疫介在性・炎症性ニューロパチー" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="遺伝性ニューロパチー" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="特発性（単）ニューロパチー" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="重症筋無力症、神経障害（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="筋疾患（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脳血管疾患（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脊髄性筋萎縮症および関連症候群" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="パーキンソン病" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="基底核等の変性疾患" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="不随意運動" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="遺伝性運動失調症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="水頭症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="アルツハイマー病" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="痴呆性疾患（アルツハイマーを除く）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="てんかん" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="片頭痛、頭痛症候群（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="アルコール依存症候群" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="ウェルニッケ脳症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="中毒性脳症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="ジストニー、筋無力症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="自律神経系の障害" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="睡眠障害" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="脳の障害（その他）" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="中枢神経系感染症" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
　　　　　　<nc name="その他の神経系疾患" cmd="1" parm="ボタンを押しました" />
</hc>

11〜12行目

　　　　　　　　　var init:Object = {x:x, y:y, level:1, node:node};
　　　　　　　　　_root.menu1.attachMovie("btn_mc", "btn_mc"+i, i, init);

ライブラリにある「btn_mc」をステージの「menu1」内に配置します。このときx, y, level, node を渡し、各ボタン固有の値にしています。ここでは「level:1」としているので、「_root.menu1.btn_mc0.level」は「1」になります。

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