特殊文字を扱う
このサンプルは、XML文書やXSLファイル中にある特殊文字の扱い方を示すサンプルです。HTMLの場合、<や>は、<と>と記述しますが、XMLの場合も同様です。もし、<要素名><</要素名>といった一行をXSL変換した結果、<要素名><</要素名>のように、記号<がエスケープされずにコードとして解釈されてしまうと、開始タグと終了タグが一対になりません。通常、&や<といった記号はエスケープされます。ただし、xsl:value-of要素やxsl:text要素で、出力エスケープを無効にする(disable-output-escaping)属性を使って、disable-output-escaping="yes"または"no"のように記述すると、出力エスケープで制御することができます。属性値は、yes(出力エスケープが無効)またはno(出力エスケープ有効)で、デフォルトはnoです。値がyesのときは、エスケープされずに出力されます。
text3.xml
text3.xsl
※ 出力エスケープを無効にすると、エラーになります。ただし、<-文字列->をテキスト化する場合は、コメントとして扱われるので、エラーにはなりません。
※ Unicodeで出力エスケープを無効にすると、IE6.0ではエラーになります。text3.hta
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