Travel & Treasure


今回の冒険
Date:'98.2.22
To:久地
Distance:全て自転車:約19.1km

Travel:今は亡き、TECHサターンを求めて 〜本との出会いと別れ〜

 テストも終わり、僕はますます冒険に行きたくなりました。そしてTECHサターンが無性に欲しくなりました。というのも、前日に買った97年7月号はポリ伯もサタンちゃんもあまり面白くなかったし(面白かったのはマジドロ3の3分間ひたすらモードと、おたまじゃくしと、サターンBASICかな。紫炎龍や新テーマパークはあまり面白くなかったです。)96年6月号はCD-ROM入ってなかったし(確認しなかった自分が悪かったのです。ああ、ぱっぱらぱおーんの体験版やりたかったなぁ。でも、記事が良いのでまあいいか。ぱおーんの紹介とか、ゆみみみっくすの紹介(しかし脱いでるイラストなので×。ほんとはこういうゲームではありません。)とか、ゲームセンターあらし似の4コマとか、下手するとこの頃の方が面白いんじゃないのか? 値段高かったけど。)、オリジナルのマジドロ3があるというし、こうなったら探しに行こうという事で川崎市に行くか、立川に行くか迷ったのですが、体力の問題で川崎市の登戸ぐらいまで行く事にして、次の日に備え寝ました。

 しかし、起きたのは午後2時。急がないと日が暮れてしまうのですが3時ぐらいに出発しました。まずは稲田堤のブックスE棟で本を売りに行きました。売る本は「K田○子のゲームμジアム」と「suグラソプリ」と礼儀作法の本の3冊。前の2冊には嫌な思い出があります。それでこの本は1年間押し入れに封印していましたが、なんかあるだけでこのような事を思い出してしまうので、押し入れの整理と一緒に引っ張り出して売却する事を決意しました。そして店員に思わず「これ売却したいんですけど」と言ってしまいました。普通はこういいませんよね。

3冊の本のうち礼儀作法の本だけ帰ってきました。後の忌々しい2冊は100円ぐらいで引き取ってくれると思いましたが60円でした。まあ、こんなのにお金払ってくれるんだから、ありがたい事だよ。と自分に言い聞かせながら、清々しい気分でゲーム雑誌の棚を見ると…。て、TECHサターンの97年5月号がありました。しかし雑誌にCD-ROMが付いているか確認するため、本を曲げてみると、なんか入ってないようだぞ。じゃあ、つぎいってみよー。

府中街道沿いに進み、中野島駅入り口で曲がって線路沿いに進むと、登戸に着きました。しかし僕が探すようなものは向ヶ丘遊園の方にあるのでそっちに向かいました。確か新品のTECHサターンが売ってる所が川崎市にありましたが、何処にあったか忘れてしまいました。高架のそばでサターンのカタログを貰ってきたという記憶をたよりにダイエーに入ってタウンページを広げました。すると久地駅あたりに高速道路の高架があり、ショップも点在してそうなので、まだ行った事のない宿河原駅を通っていきました。そのときはもう日が落ちてました。

しかし、ここではないようで、向ヶ丘遊園よりずっと先で小田急の高架だった事を思い出しました。もう日が暮れたし、戻ろうと川のそばの道を走りました。

しかしここは街灯も民家もそばにない真っ暗な砂利道で、先は2mほどしか見えません。しかもライトが壊れてつきませんでした。僕は恐る恐る、時々通る車のライトに目をやられながらその道を普通の速さで走っていました。すると何故か自転車の振動や岸の方から吹いてくる冷たい風が心地よく感じられ、しまいには暗いのさえ心地よく感じました。
何度か人や自転車にすれ違って危ないと思いながらも、家に着きました。


Treasure:TECHサターン97年6月号(中古)(\420)とサタマガ98年3月6日号(\580)
TECHサターンは中野島のブックスE棟で買いました。棚を見ているとこれが2冊あって、どっちもおんなじ値段。片方はビニールがかぶってなくて曲げると良く曲がるのに対し他方はビニール付きで曲げても手応えがあります。しかしCD-ROMが入ってないと嫌なので店員に言って確かめてもらいました。あの店員が僕にTECHサターンのCD-ROMを見せてくれた時の顔が印象的でした。
そしてうちの弟と中身を見たのですが、ポリ伯はまあ次の号よりはおもしろいかな。つくだばんぱくんは次のほうが面白いと思いました。にっぽりは五分で、サタンちゃんのコーナーは、7月号は前回でコーナーを白いヤツに乗っ取られ、まるでテンペランス病にかかったようになってるに対し、6月号は乳を揺らしながら(見てて目茶苦茶恥ずかしかった)やはりガキっぽい、聞き取りにくい声で歌ってる白いヤツでした。やはり読者はこれでの方に傾いたのでしょうか?
ゲームの体験版はBASICやおたまじゃくしがある分7月号の方がいいですし、7月号には、手放せなくなった要因の一つである「マジドロ3分間ひたすらモード」があるのに対し、6月号はストーリーモードの体験版で、製品版と完全にかぶさるのでちょっと弱いです。
僕は初め7月号の方を、TECHサターンを教えてくれたYさんに贈ろうと思いましたが、やはり6月号の方を贈る事にしました。

サタマガはほんとは大学で買いたかったのですが売り切れてました。恐らくバーニングレンジャーの体験版で買った人が大半だと思いますが、僕は単に竹本泉先生のコラムが読みたいから買いました。今年から先生のコラムの掲載されているサタマガは買うようにしています。
それで買って読んでみると、オッズでデス様を抜いた黄色い悪魔ADVである事が分かったし(本当はRPGのようだが)、LPでやたらKAZeネタが多くて意外とサターンユーザーの認知度が高い事も分かったし、WINDOWS版ゆみみみっくすやだいな▽あいらんの発売日が分かったし、せがた三四郎のことがよーく分かったし、ガングリ2の最新情報が載ってるし、何と言ってもデス様の1点投票グランディアの10点投票が出来るので結構得したのではと(馬鹿みたいですが)喜んでいます(それぐらいに誰にもおすすめなんだってば!!)。バーニングレンジャーの体験版は3月下旬にやりました。なんて言うか、グランディアの方が3D表示が凄いと思いました。かなり厳しいですが、980円ぐらいになったら買ってもいいかなと思ってます(ひどいな)


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