Travel & Treasure


今回の冒険
Date:'98.10.28
To:稲城市
Distance:約20km

Travel:毒物飲料の旅その1 〜ラーメン道中記おかわりその1

それは学校から始まりました。
かわむ茶さんが僕に、
「君のページ見たよ。部屋でむっちゃ笑ったよ。特にNGがいい味出してるね。」
と言っていたのを特派員NGさんが聞いて、 「えー、僕載ってるのー。これは肖像権が侵害されてないかチェックせねば。」
と、学校の端末から僕のページを確認しに行きました。
僕はちょっち(死語)不安でした。
というのも、毒物飲料のページで、彼はまるで
「普通の人がうまいというものを、一人だけまずいという人」
というような扱いになっているからです。

彼らに構わずに課題をやっていると、ぽつぽつと会話が聞こえてきました。
やがて会話の声量は大きくなり、最後に
「うわー、めっちゃ侵害されてるー。」
そして、NGさんは僕のところに来てこう言いました。
「こうなったらとことんやろう。君のページにリンク張らせて。」
これで(あまりにも唐突ですが)久々にリンクが増えたのですが、話はこれだけに留まりませんでした。

「何かマズイもの飲まないと気が済まない。」
僕は三限の授業の休みを利用して探検に行こうと思っていたのですが、突然彼もついていくことになったのです。
というわけで、あまりにも唐突な毒物探検の旅第一回がスタートしました。

まずは学校の生協で昼食がてらに彼が毒物容疑品を一本購入しました。名前は「アロエフィット」。
「これがフィットしなかったらよろしく。」
遺言みたいなことを言って飲みました。
「いけるじゃん。」
確かにそれはそんなに飲めないものでもありませんでした。でもアロエ果肉が個人的にはイケてないかな。いちぐっちーも言ってたよ。
そして舞台は大学周辺になりました。
手始めに近くのスーパーに行ったら、不味そうな「サンスターのおいしい青汁」がありました。僕は「一度は飲んでみないと」と思いましたが、NGさんが「190円は学生には高い」ということで後回しにしました。
そしてあのルートビアやチェリーコークの売っていたとあるデパートに行きましたが何も収穫が得られず、結局近くのローソンで毒物容疑品を発見しました。
それは「乳酸菌 ゆず」「スムージー」で、ゆずの発見者はNGさんでした。何でもゆずが嫌いなのにゆずのドリンクに目が止まったようです。そしてスムージーは僕が「スムージーってファミマじゃなかったっけ?」と言ったことより容疑がかけられました。結局ゆずは僕が買ってスムージーは彼が買いました。ここで僕は「確かスムージーってクーポンにあったっけ。」と買った後に思い出しました。
そしてファミリーマートにいってみましたが、毒物容疑品がなかったのでファミマの「スムージー」を見てみると、こっちのスムージーはsmoothiesと複数形になっているのに対し、ローソンで売ってたスムージーはsmoothieと単数形でした。
早速学校に帰って友達と試飲しました。
ゆずは案の定NGさんがマズイといっていましたが、かわむ茶さんにはオオウケで、Aomakoさんは普通よりちょっと下いちぐっちーは「甘すぎるが、ゆずの酸っぱさで相殺」と誉めてました。僕個人としては「ああやっぱりLB節入ってるな。」と思いましたが、評価はAomakoさんと同じぐらいです。
やっぱりマズイといったのNGさんだけだー。
続いてスムージー。こっちはただのネクタードリンクで全然イケてました。怪しいのは名前だけで、ローソンのクーポンにあるぐらいだからまずいわけないか・・・。 (ちなみに味が2種類あるようです)

学校が終わり後半戦になりました。
体調の悪いNGさんを引き連れて、近くのサンクスに行くと「サンガ○アのミルクセーキ」と「インド風ミルクティ チャイ」という怪しい飲み物があったので購入しました。特にミルクセーキはポッ○のやつで痛い目にあってるので、飲むのが楽しみでした。
そしてNGさんから「センチメンタルグラフィティ」がいかにクソゲーかを聞きながら、稲城に入りました。
そこのファミマで、彼が前にマズイといっていたと「目に良い飲み物」を購入。
さらにあきらめモードで入ったいなげやでと「調整豆乳 ごま」を購入。
そして、ごま豆乳を彼に飲ませて
「ごま豆腐みたいな味だ。」
という言葉を吐かせて、第一回終了ということで解散しました。
これはごまの味が行きすぎていて、「ちょっとヤバいな」と思いました。

さて、これから晩飯でも食いに行くか。ということで古本屋やゲームショップを経由して、南多摩駅付近にある「山形ラーメン王国天童」という店に入りました。
人が全然いなく、店員もアルバイト二人だけでしたが、ラーメンの本が置いてあったり「横浜のラーメン博物館の館長と友達だ」など味のこだわりを強調しているようです。案の定店内は将棋の駒の形をした箸立てとか山形のポスターとか山形色が強いです。
ラーメンの本を読みながらラーメンを待つこと数分、僕は通用口にヤバメな模様が描かれている紙を見つけました。 「これって・・・。」
出てきたラーメンは、山形ラーメンらしいのですが僕には東京ラーメンと区別がつきませんでした。 一応麺は普通の太さの手打風で、スープは油身のようなものが入っているけどあっさりしていて、所々にぼしの表皮のような銀色に光るもの細かいものが見えます。具は海苔が載っているのが目に付きましたが、東京ラーメンでも載ってるし。
うまかったと思いますが、ただ食べてる間も扉の模様が気になってしまいました。 点数をつけるなら、普通のラーメン屋が5点とすると総合得点は6点(味が7点で扉の模様で−1点。無くなればor何だか分かれば減点免除)ぐらいでしょうか。

次の日、僕はミルクセーキを持って学校に行きました。
これを見て
「サンガリア ミルクセーキだっちゅーの!」
と反応する人がいるかと期待していましたが、
「1、2、サンガリア、2、2、サンガリア」
という人が2人いただけで、
「パイレーツと稲川淳二は?だが、志茂田景樹はベストチョイスだった。」
という人がいたぐらいです。
早速飲んでみると、
「最初はだめかもと思ったけど、割とうまいではないか。」
でした。たしかに色はポッカのそれより濃く、味も本物っぽいです。でも僕にしてみては、やっぱりあっためたほうがおいしそーだなー。 他の人にも飲ませてみましたが、連続で体調が悪いNGさんは「こっちのほうが本物っぽいけどやっぱりダメ」と言ったのに対し、かわむ茶さんは「うまい」と言ってました
果てしなく自然飲料を追求しているといえるね。
でも、Hiroさんは匂いを嗅いだだけで「ダメ」といってました。

そして近くのスーパーに「ごまおぼろ豆腐」「抹茶おぼろ豆腐」を発見。これでNGさんの言っていたことが分かるかも。

その次の日、僕はチャイを持って学校に行きました。
飲んでみると、シナモンは僕には危険だなということが分かりました。
普通のミルクティーにシナモンのいやらしさをプラスしたような飲み物でした。 ダージリンとかの紅茶を使っているのは予想通りです。
NGさんもまずいと認めました。 完飲してしばらくして、僕は気持ち悪くなりました。

その後、あのスーパーで抹茶おぼろ豆腐が賞味期限まじかで安売りされていたので買ってきました。どうやらこの餡子を載せて食べるようです。とりあえずホットで頂くと、 味は・・・、
「うわーーっ、何だこの味はーー。豆腐のコクと抹茶と餡子が交じり合ってヘンだー!」
かつて豆腐アイスというものを食べたことがあるのですが、ここまで変な味を頂いたのは初めてでした。

次の日は学校がなかったので、あの「リフレッシュアイ」を飲みました。味的にはサプリみたいなのですが、疲れていたので飲んだ後すぐ寝てしまい効果が分かりませんでした。

次の日例のスーパーであの乳酸菌ゆずの1lバージョンを購入。これをゲーム研究部のAKF氏とKさんに飲ませると、AKF氏は「飲めなくない」、Kさんは「中途半端」と言ってました。

とりあえず今回の冒険記&毒物紹介はこの辺で。
続きがあれば毒物飲料の世界か次以降のTravel & Treasureで掲載します。


Treasure:NG's TOWN(50$)
これはゲーム研究部版モノポリーに出てくる土地で、J1通りにある普通の土地です。
と思ったら引っ越しやがりました。
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