スターラスター
FC/ナムコ

1:時代を先取りしたゲーム
2:良い所は良い作品に受け継がれる
3:ランダムの面白さ

こんな人におすすめ


スターラスターの思い出


96年7月、ファミコンショップで50円で購入。ゆみみみっくす等と一緒に買った。中古で説明書はない。
初めはやり方が分からず「敵にワープしてビームを撃って倒す。」ことだけは分かったが、他の目的は不明だった。

Oh!Xの記事を見て、大体の操作と目的が分かる。ここで初めてADVENTUREモードでは7つの鍵を集めて暗黒惑星を破壊することを知る。

そのうち、「スタークルーザー」や「ガングリフォン」に影響を与えているゲームだと思うようになる。

97年元旦、暗黒惑星を破壊。昔にこのゲームを面白いといっていた人がいたのを思い出す。

そして、実はボスコニアンの裏設定であると誰かから聞く。

1:時代を先取りしたゲーム

このゲームは、以降にあげるランダム性や3D感覚において、当時にしては時代を先取りしていると僕は思います。そしてそれは、現代のゲームにおいては欠かせないものとなりました。
しかし、なぜこのゲームは売れなかったようで、現在中古価格もさして高くありません。
このゲームに限らず、時代を先取りしているようなものは大抵中古価格が安くなってしまいます。下はその例です。

なぜ、これらのゲームは安いのでしょうか。

あまりの新感覚さについていけない
難しい

これらが合わさって

つまらなく感じ中古に売る
説明書は紛失したのでカセットだけ売る
やり方も分からず、中古で買った人はますます困る。

といった流れも中古ユーザーには考えられます。
ただ、幸いなことにこれらのどのゲームにも、僕の周りにはファンがいて、しかもその人たちは中古で安く買ったのです。
やはり時代の流れで新感覚を養ったからでしょうか。

2:良い所は良い作品に受け継がれる

このゲームで、僕が良いと思った所を挙げてみます。

これらのうち、1と3はガングリフォンで、2はスタークルーザーで、これと似たようなものがあります。
また、スターラスターのランダム性と戦略は、ローグあたりを参考にしたと思います。

3:ランダムの面白さ

ランダム要素(プレイするたびに適当に敵の配置などが決まるようなもの)は以下のような利点があります。

もちろん、シミュレーションゲームなどの確率付きランダムも面白いですが、完全にランダムであるものも十分楽しめます。
以下は、ランダムが面白いと感じたゲームです。


ただ、欠点もあります。


例えば、上述のガーディアンヒーローズで、ランダムで決定した結果殆ど攻撃のできない一般市民と空を自由に飛べる神の戦いになり、一方的にやられるのはいくらランダムといっても腹が立つものがあります。

でも、個人的にはランダム要素は大好きです。
多くのゲームに効果的なランダム要素を取り入れられたらいいなーと思います。

効果的な例
・ランダムで構成される面を、あれこれといろいろな手を使って攻略していく。 (例:ロッククライミング、シムシティのようなゲーム)

スターラスターPR

スターラスターはリアルタイムシミュレーションゲームと3Dシューティングゲームが融合したゲームです。
惑星や基地を守りながら敵を壊滅させるのが目的です。さらにレベルが上がると、敵の本拠地を調べて破壊するというミッションもあります。
何といっても楽しい所はランダムに配置される敵・基地・惑星の駆け引きで、移動も戦闘も手に汗握る迫力です。
ゲーム終了時にはあなたの評価が得点で決定します。
あなたも暗黒惑星を破壊して、宇宙の英雄として最高の称号を手に入れてみませんか。

こんなひとにおすすめ

ゲームの入手について
ファミコン版は原価4980円ですが、中古で良ければ980円ぐらいで手に入ると思います。
また、X68000では電波新聞社からリメイク版が発売されましたが、値段も不明で品薄だと思います。
さらに、プレイステーション用ソフト「ナムコアンソロジーVol.1」にも収録されていると思いました。


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