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ゲーム探検倶楽部ゲームレビュー #43
麻雀占い フォルトゥーナ(プレイステーション)

購入金額:1980円

ゲーム内容

麻雀ゲームと占いがカップリングしたという、変わったゲーム。
6人の少女漫画風の女性から対戦相手を3人選び、4人打ちの東風戦で麻雀を打って、終わったら運勢を占ってくれるというもの。
占いのバリエーションが豊富で、全て見ることは困難。
スペーシーで幻想的な雰囲気も特徴の一つ。
一応ネコ耳キャラが登場する。

名言

ジョジョ立ち

本作の対戦相手の一人(名前忘れた)の別名。
立ちポーズが変 (くねってる)ところからこの名がついた。
余談だが、占いをしてくれる女性が実は女子高生というのも笑える。

小三縛り

僕とKGRさんの間だけで作られたルール。
「ネコキャラ」のスペシャルグラフィックをすべて出すには、4人打ちではとても難しい「小三元」 という役でアガらないといけない。
そのため、プレイするときは必ず最初は小三元を狙いそれが不可能になったら普通に打つ というルールを設定した。
現在はその目的も達成され、完全攻略したという。

H.Kuwanoの考察

1.独特な雰囲気の麻雀ゲーム

本作はギャルゲーとしておくにはもったいないぐらい、独特の雰囲気で麻雀をうつことができます。
そのテーマは「宇宙」「北極」ではないかと思われます。

タイトル画面から、雪の結晶や氷の中で祈る女性(実は占ってくれる人)の顔。
癒しを狙ったようなスローな音楽ぼんやり とキャラクターの紹介が出てくるデモ画面。
対局時の背景はまるで宇宙空間のように真っ暗で、ところどころ が輝いています。
「キラリン」と対局が始まり、まるでワープしてきたかのような効果音で牌が配られ、魔法の効果音 のようなアガったときの音。
冬場に流れるクリームシチューのCMのようなほんわかとした点数計算画面の音楽。

いままで、こんな雰囲気で麻雀をうつゲームがあったでしょうか!?
とにかく、雰囲気が独特なゲームで、実はヒーリング効果もあるのではと思われます。

 

2.占いもしっかりしてる

意外と占いのバリエーションもあり、ただ麻雀に占いをくっつけただけと甘くみてはいけません。
「どうせ高い役で上がれた方が運勢がいいんだろう」なんて思っている人もいますが、それも間違い
ある程度は関係あるようですが、いい役で上がってもそうでないときより運勢が悪いこともあり、よく分からないのです。

 

3.キャラクターグラフィックも平均以上

雰囲気もさながら、キャラクターグラフィックも平均以上です。
少女マンガ風の絵柄ですが、キャラクターもそこまで媚びたものではなく、アニメっぽくない感じです。
個人的には気に入りました。
少なくとも「コンビ麻雀 あわせうち」よりはいいと思います。

これらのキャラクターのスペシャルグラフィックもあるのですが、見るための条件が緩いのも親切。
ビンゴ状のシートに麻雀の役があって、その役で自分がアガるとシートのマスが点灯し、そろった列のグラフィックが見られるというもの。
しかもその役も「天和」「国士無双」などといった難しい役満の役ではなく、低い役から16役選んだような、比較的出しやすい役なのです。
(「小三元」は難しかったですが)

最近ではベスト版で安く手に入れられますので、女性キャラの絵柄が嫌いでなければちょっとオススメ。

関連情報

大宮京子のコンビ麻雀あわせうち with 「まぼろし月夜」キャラクターズ…プロ女性雀士「大宮京子」監修で、ドリームキャストなどで発売されたアドベンチャーゲーム「まぼろし月夜」のキャラクターが登場する麻雀ゲーム。
タイトルどおり、本作の特徴は二人でコンビを組んで4人打ち麻雀をすること。
相手に待ち牌を教えたり、フリ込ませたりするプレイができる。
麻雀以外のモードの多さも特徴。


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