特集・拾いものゲーム

家電製品を拾っては家の中にためこむ不思議な習性のある部員KGRが壊れたプレステと共にスーファミのカセットを拾ってきた。拾得したのは【スーパーファミスタ4】【美少女戦士セーラームーン】【ヒューマングランプリ2】の3本であるが、どのような人物がどのような過程でこれらのソフトを廃棄したのかは不明である。また【ヒューマングランプリ】のカセット下部には『ときメモ』のシールが張ってあった。いったいこのゲームはどのような経緯で廃棄されることになったのか…。真相を追究すべくゲーム研究部ではこれら3本の即席レビューを行うことにした。


美少女戦士セーラームーン[1993 ANGEL]

【説明】漫画、アニメなどで有名な美少女戦士セーラームーンのゲーム化の一つで、これはファイナルファイト型のアクションゲームとなっている。5人の中から操作する一人を選び、迫りくる怪人を直接攻撃やキャラクター特有の必殺技などで撲殺してゆく。

HK】今となっては女の子に知らない人はいない(?)と言われているセーラームーンですが、やはりジャンプキックが強いです。
イラスト同様、足が長いからリーチも長くて強い。反面、通常攻撃や溜め撃ち、同時押しや投げ技は、逆に攻撃を喰らいやすい。
同種のゲームと比べると見劣りする(バトルZEQUE伝並)が、キャラゲーとして考えるとまあまあなのでは?
ただ、幼少の女の子が遊ぶことを考えると、もっと難易度を下げて、内容ももうちょっと暴力的でない方がいいと思う。

KGR】1面のボスから死ねましたよ。小さい女の子だとちょっと厳しそうです。あと、ステージ終了毎にプレイを評価するタキシード仮面様は一体なんなのでしょう…頼むからピンチのときに助けに来てください…お願いです。とか思ったらラス前で操られていたし…あぁ。小さい女の子向けのゲームとして、ジェニー拳で有名な『ロストワードオブジェニー』とかありましたね…あれも難しいですが…。

スーパーファミスタ4[1994 NAMCO]

【説明】ファミスタ。

HK】いつも通りのファミスタ。野球ゲームの王座をパワプロに奪われ、今はどうなっているのやら・・・。
ボタン操作も複雑じゃないので、気楽に楽しめる。
個人的には、ファミスタの売りは定価の安さにあると思うので、いくらだったのかが気になるところ。 
また、ナムコロゴが出てくるときの音楽は、「グロブダー」のゲームオーバー。

KGR】普通のファミスタ…です。1994年当時のデータが古くて懐かしいです…賞味期限切れの為に捨てられたのかなぁ…。

ヒューマングランプリ[1993 HUMAN]

【説明】実名のレーサーが出てくる擬似3DのF1レースゲーム。路面や背景は滑らかに変化し臨場感あふれるつくりとなっている。ピットワークなども細やかに再現されている。

HK】一般のレースゲームとは違い、ハンドルがニュートラルに戻らないので(つまり、左右を押した長さだけ反対に入れないと車体がまっすぐにならない)、なかなかまっすぐに走れません。 グラフィックとかはいいのですが、僕はこの点がどうも気になるので、すぐに止めました。

KGR】いやはや、ステアリングが難しいです。どのくらい難しいかというと…始めてのフリー走行であちこちにぶつかって、平均すると普通自動車並のスピードで走ってるくらい。でもF1好きな人はいけるかも。


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