ゲーム研究部ソフト会議 第十七回
ミッドナイトレジスタンス(MD)

購入価格:1480円


H.Kuwano「 今回は、あの「変ゲー」で有名なデータイーストのゲーム(通称「デコゲー」)のうち、 「ミッドナイトレジスタンス」を紹介します。
家族のために働く、現代社会への抵抗者を思い起こさせる、ちょっと○○的な内容ですが、 「流れ星」「顔」「無茶なスクロール」など、コテコテなデコゲーになっています。

#1:オープニングデモ


父よ!
二人の兵士(兄弟)が登場。

H.Kuwano「 デモでは二人いるんですが、2人プレイできません。」
KGR「 ハハハ・・・。」
H.Kuwano「 アーケードではできるんじゃないですか?」
NK「 二人いる意味がないじゃないですか。」
H.Kuwano「 まあ片方しかできないですからね。」

母よ!

妹たちよ!
敵が画面に出てくる。

NK「主人公何人兄弟なんですか?」
H.Kuwano「 少なくとも、8人家族みたいです。」
NK「今出ている目の白いやつが家族ですか?」
H.Kuwano「 いえ、敵です。」

生きていてくれ!
主人公がマシンガンをぶっ放す。

H.Kuwano「 ちょっと効果音がヘボイです。」

デモ終了。
取り合えずオプション。

H.Kuwano「 確か元のゲームは、ダイアルのついたボタンを使っていて、ダイアルをまわすことによって銃を撃つ方向を変えられたと記憶しています。 メガドラ版では、パッドを押した方向に撃って、あとは方向固定ボタンで補う方法がデフォルトとなっています。 オプションで、右回転ボタンを使う、左回転ボタンを使う、を切り替えることができます。 そのため、ショットボタンは一回押すと連射を続け、もう一度押すと解除という操作方法になっています。」

#2:ゲーム開始


人気のない深夜の東京から、家族救出劇は始まる。

H.Kuwano「 このゲームでのパワーアップは、赤い鍵をとることによって行います。 ステージクリア後、武器庫をあけてパワーアップします。」

ステージ1のボス、戦車を倒し、武器庫に突入する。

H.Kuwano「 コントラみたいですね。」

ステージ2は廃虚になった東京。

H.Kuwano「 なかなかいい音が出てますよ。個人的には好きです。」

マンホールに入り、狭い通路を通っていく。

H.Kuwano「 この銃座に座っているやつは四方向しか向けません。 敵にもバカなやつが多いです。」

画面下に行くと、その続きがにょきっとスクロールして出てくる。 回転ノコギリ(歯車?)地帯を抜けると、2面のボスの対空戦車が登場。

H.Kuwano「 なんでも、KGRさんはこの回転ノコギリをみて、デコらしさを感じるようですよ。」

ある程度戦車にダメージを与えたら、戦車の下側に潜り込み、エンジン部分を破壊する。

H.Kuwano「 この後もむちゃくちゃなスクロールをします。」
KGR「 ハードウェアの仕様か?」
H.Kuwano「 この場面でしかヘンなスクロールはありませんのでご安心を。」

先に進むとステージクリア。 3面は密林地帯。始めにレーザー兵器のお出迎え。

H.Kuwano「 このレーザーの音がアホなんですよ。」
NK「ヘボイ」
H.Kuwano「 PSGしかないからってこんな音つかうなよって。」

破壊して先に進むと、背景に大木がある。 徐々に床がせり上がっていくが、空を飛ぶ敵が群がってくる。

H.Kuwano「 もう分けわからないです。」
KGR「 ほんとわけわからないや。大味だもんなぁ、この上がりかた」
H.Kuwano「 で、背景の雲のチャチいこと。背景のこと考えてなかったんじゃないですか。」
NK「なんかスーパーマリオの雲のほうがマシですね。」
H.Kuwano「 なんか上に乗れそうですよ。」

3面のボス、回転ノコギリマスター登場。 5つの回転ノコギリで、上から主人公を切りかかろうとする。 5つのノコギリを倒すと2つの巨大回転ノコギリが登場。 これをグルグル回して襲い掛かる。 巨大ノコギリを破壊すると、ほぼ無力化する。

KGR「 燃える〜!」
H.Kuwano「 燃えるというか、悶えるよ。」
NK「ダメゲー。」
H.Kuwano「 このゲームダメゲーですか?」
KGR「 ダメゲーというより、デコゲー。」
H.Kuwano「 デコゲーの方がランクが下みたいじゃないですか。」

ステージ4は、木でできた長い橋を、戦車の追撃を払いながら進んでいく。 ボスは戦闘機で、夕日をバックに死闘が始まる。

H.Kuwano「 ミッドナイトっていう割には、青空とか夕日の場面が多い。」
KGR「 ダメだー!」
H.Kuwano「 そうなのか?」
KGR「 ファイヤーで飛行機落とせるのか?」
H.Kuwano「 まあデータイーストだから何でもアリなんでしょう。」

ステージ5は研究所。

H.Kuwano「 いきなり反対方向にスクロールします。ファイヤーは敵を一掃できるからいいですね。神戸の街は一層できないけど。」

わざとらしい電磁シャッターを破壊し、高圧電流を操るボスを倒す。

NK「こいつ捕まってるんですか?」
H.Kuwano「 いえ、敵です。」

ゲームオーバーになると、面の最初の武器庫に戻される。

H.Kuwano「 ところで、ファミコンでヘビーバレルというゲームをご存知ですか?」
NK「いえ。」
KGR「 知らないなぁ」
H.Kuwano「 同じデコゲーですが、このゲームに似てるんですよ。鍵とってパワーアップするところがね。」

ステージ6は怪しい岩場。

H.Kuwano「 このゲーム自動連射だからフルオートっていう武器の意味がないんですよね。 これから壮絶なことが起こります。」
KGR「 ハハハ。」

岩場がスライドして、敵の基地の表面が現れる。 そこへ、回転ノコギリが登場。

H.Kuwano「 使いまわしですね。」
NK「ノコギリの周りに小さいノコギリが回転していますが、なんで回ってるんですか。」
H.Kuwano「 それはデータイーストのみぞ知る。」

どんどん岩場はスライドしていく。

NK「ニセスクロール。」
KGR「 ハードウェアの仕様」
H.Kuwano「 こっちのほうがハードのパワー使ってるような気がするぞ。」
NK「今度は歯車の数が増えた。」
H.Kuwano「 好きだなぁ。」

下に行くと画面が登場。 最終ボス「キングクリムゾン」が捕虜(家族)を見せ付ける。

H.Kuwano「 おとうさん!」
KGR「 弱パンチ!」
NK「お父さん以外には言わないんですか?」
H.Kuwano「 お父さんだけです。」

妹の一人が「お兄ちゃん、助けて!」と呼びかける。

H.Kuwano「 妹のくせに髪の毛が黒くないんですよ。あと目の色も違うんですよ。」
NK「染めてるんじゃないですか。目はカラーコンタクト。」
H.Kuwano「 このカオインパクトでかすぎ。」

ステージ7は港で戦艦との戦い。

H.Kuwano「 戦艦との戦いは、スクロールがよく分からなくなります。」
KGR「 スゲー!なんて大味なんだ!」
H.Kuwano「 それがデコゲーですから。」
KGR「 アツイぜ!」

ステージ8はなぞの舞台で、はしごを上りながら進んでいく。 ボスは火炎を吐く機械竜。

H.Kuwano「 ここどこやねん。」

ステージ8クリア後の武器庫では、武器の代わりに家族が入っている。

H.Kuwano「 カギを6個持っていないと全員救出できません。」
NK「なんで家族がアイテムに替わるんだ。」
H.Kuwano「 次はKAOYASHIKIです。」

ステージ9は大気圏外の場所。 ステージ6でモニターに映っていたカオが、タイル状に並んで迫ってくる。

一同爆笑!

H.Kuwano「 触ると死ぬし、赤いやつはタマを撃ってくるし、難しいですよ。」

先に進むと、地球をバックに最終ボスが出てくる。大きな顔で、ミミズを吐いてくる。

H.Kuwano「 お前どこで戦ってるんだ! 説明書にも、キングクリムゾンは大気圏内で生きられないと書いてあるし。 どうやってここにやってきたんだ。」

最終ボスを倒すと、再び家族のもとへ主人公がやってきて、エンディングが始まる。

H.Kuwano「 有名な話ですが、助けられなかった家族は流れ星になって落ちていきます。」
KGR「 お星様に。」
NK「これでいいのか?」
H.Kuwano「 いいんです、デコですから。」
KGR「 さっきまで大気圏外にいたのに。」

#3:最後に

H.Kuwano「 やっぱKAOYASHIKIでしょう。あれは笑ったよ。」
KGR「 アレにインパクトを感じない人がどこにいるんですか?」
H.Kuwano「 デコゲーファンには、あの『父よ!母よ!妹たちよ!生きていてくれ!』というのと、流れ星になるエンディングが受けたようですね。」

ミッドナイトレジスタンス MD 1480円
H.Kuwano KGR NK
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