真・毒物飲料の世界

2011年春号

さくらんぼコーラ

和製チェリーコーク?

震災ですっかり更新を忘れていたこのコーナー、今回は「さくらんぼコーラ」を紹介します。

さくらんぼコーラ、名前からするとアメリカでは有名な「チェリーコーク」のことを想像するかもしれません。
しかし今回は和製のコーラです。

ボトルは透明で、中に少々毒々しいピンク色の液体が入っています。
ラベルも半透明のピンクで、雪が降る中ペンギンが子ペンギンにさくらんぼを与える絵が描かれています。
反対側にはやはり雪が降る中でペットボトルの炭酸飲料を飲む絵が描かれています。
ちなみにJR東日本のキャラとは関係ありません。
また、やっぱり無果汁です。

この時点で、「コーラじゃなくてサイダーだろ？」と思ってしまいました。
確かこれと似たデザインでサイダーを出していたような記憶があります。
そのときは北海道限定賞品だったような気がしなくも無かったのですがどうだったでしょうか？
ちなみにアメリカのソレはコーラと同じ色をしています。

フタを開けると、なにやらミントみたいな匂いがしてきました。
その匂いはなかなか強烈で、隣にいたKGRさんも気づいたぐらいです。

で、飲んでみると・・・、これどこがコーラなんだ？
まるでペプシの変り種のコーラみたいな、炭酸水にミントガムの味をつけたような風味で、無果汁のチェリーコークに使うような後味 がします。
メンバーに飲ませても、「何か違う」と言っていました。

アメリカのソレは確か「ドクターペッパー」みたいな味だったと記憶していますが、今回は和のテイストにあわせたのか、おとなしめにした感じです。
それならそれで、「さくらんぼサイダー」とか「さくらんぼラムネ」 の方が良かったのでは、と思いました。
個人的には、北海道らしく「ガラナコーラ」とかがあれば、飲んでみたいですね。