真・毒物飲料の世界

2007年07月号

ブレンディ 香るブラック

購入価格 168円
販売者 AGF
容器

280mlPET

毒点

加糖ブラック

ややネタ切れ気味ですみません。
今回は仕事の合間に飲んだ「ブレンディ 香るブラック」をご紹介します。

実は僕は、甘いコーヒーは苦手です。
以前は「ジョージア エメラルドマウンテン」とか「ボス」とか、いろいろなコーヒーを飲んでいたのですが、オトナになったのかだんだん飲むと後で気持ち悪く感じるようになってきました。
加糖や微糖のブラックコーヒーでも気持ち悪くなるので、原因は「ミルク分」ではなく「甘さ」のようです。
(「MAXコーヒー」のような極端にミルク分の多いやつは大丈夫なのですが…)
現在は「エンブレム」「ルーツ アロマブラック」「UCCブラック」など、無糖ブラックコーヒーを中心に飲んでいます。

そんな中、ブラックコーヒーの新製品としてこのドリンクがあったので、買ってみました。
しかも「体脂肪が気になる方へ」と特保のマークがつけられており、なにやらオリゴ糖か何かが体脂肪の減少に効果があるということです。
この段階ではコーヒーに添加物が加えられた、という印象しかもっていませんでしたが、オリゴ糖が加えられているということは多少なりとも甘い、ということに気づいていませんでした。

香るブラック」とありますが、しかし、フタを開けてみると、さほど香りがしません。
まるで香料を使っているようなルーツ アロマブラック」ほど強力な香りは期待していませんでしたが、他のブラックコーヒー並みです。
口に含んで見ると、まあ、普通のブラックコーヒーです。
しかし…。

なんだこの妙な甘ったるさは…
オリゴ糖の効果か、妙な甘さが口の中に残り、なかなか消えません。
飲む度に蓄積されていくような甘さに、僕はだんだん気持ち悪くなり、最後には水をガブ飲みしました。

これだったら、ミルク分を足してカフェオレにすると良いのではないでしょうか。
カロリーが増えて本末転倒になってしまうかもしれませんが、カフェインによる胃のダメージを和らげることができますし、カロリーハーフのミルクコーヒーもありますので、出来ないことではないと思います。
カフェオレのブレンディ、という製品イメージをつけるためにもチャレンジしてみて欲しいところです。

結論。
このドリンクに、香りや爽快感を求めてはいけません。
あくまでもコーヒーを飲むついでに健康になれればなぁ〜という方向けです。
(本当に健康になりたいなら、このような化学添加物に頼ってはいけないと思うのですが…。)


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