真・毒物飲料の世界

2007年06月号

復刻堂 アップル&ゼリー

購入価格 100円
販売者 ダイドー
容器

350mlPET

毒点

懐かしいけど、ゼリーが少なすぎるぞ

残念ながら、今月はネタになりそうな「ペプシ アイスキューカンバー」があったのですが、なかなか手に入らないので、今回は旅先で久々に飲んでみた「復刻堂 アップル&ゼリー」をご紹介します 。

アップル&ゼリー」は1990年初頭ぐらいに出てきたドリンクで、当初は透明な広口のビンに入っていました。
当時はバブリーな時代だったからか、やや高級志向なドリンクも多かったんでしょうね。
僕らの間では、この「アップル&ゼリー」はそんな飲み物のひとつでした。

このドリンクの特徴は、名前の通り果汁10%程度のアップルジュースの中に、四角い小さなゼリーが含まれていることです。
面白いことに、ビン越しにはそのゼリーの塊が見えず、飲んでみることで初めて存在がわかります。
ゼリーも単なるゼリーではなく、アップル風味のゼリーになっております。
現在は紙パックのドリンクで、ゼリーインのドリンクは見かけるようになりましたが、当時はまだ珍しかったのでした。

 

で、約15年ぶりの復活となった「復刻堂 アップル&ゼリー」ですが、さすがに今では透明ビンでは出せないようで、外から中身が見えない350mlの再栓可能なアルミ缶になっています。
ちょっと残念。
でも、口から覗いてみてもゼリーが見えないのは相変わらず。
その代わり、容量が以前の250ml(180mlだったかも)から増えました。

早速飲んでみると、ああ、この味だ。
ドリンク自体は、15年前の記憶とほとんど違いはありません。
ちょっと今時のドリンクと比べると甘すぎる気もしますが、そんなもんだったんでしょう。

しかし、飲み進めても飲み進めても、なかなかゼリーが出てきません。
これじゃ単なるアップルジュースです。

ようやく出てきました。
この大きさもゼリーの味も、確かに15年前の記憶とほとんど違いがありません。
しかし、量が極端に減ってしまったように感じます。
それともドリンクの量が増えたからそう感じるのでしょうか。

 

この「復刻堂」シリーズは、最近では「三ツ矢サイダー」「ペプシコーラ」など、メーカーの垣根を越えてさまざまなドリンクを復刻しています。
この調子でがんばっていってほしいですね。


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