購入価格 | 55円 |
販売者 | 宝酒造 |
容器 | 500mlPET |
毒点 | ★ |
水戸に行ったからか、妙に梅酒にはまってしまいそうです。
そんな感じで今回は梅ソーダの一種「 南高梅DRY SODA」です。
ここで梅ソーダに関する思い出話を一つ。
僕は「梅ソーダ」と言えばサントリーのを思い出します。
幼少のころ自動販売機でよく見られた梅ソーダは、当時はあまりの酸っぱさと味の強さに当分飲めませんでした。
しかし成長するにつれ、その味も慣れてきました。
毒物飲料に目覚めた頃、近所の食堂で久々に飲んだとき、意外といけることに気づきました。
一方、サントリーの梅ソーダが消え、代わりに近所のダイドーの自販機でプラムソーダを飲むようになりました。
これは缶が緑色なので、最初はメロンソーダと間違えて買った(紫色の色違いがグレープソーダだった)記憶があります。
これもしばらくしたら消えてしまい、しばらく梅ソーダは見かけなくなりました。
長い沈黙のあと、「あるある大辞典」か「おもいっきりテレビ」か何かで梅の効能(クエン酸?)を宣伝したためか、梅ジュースがぽつぽつと出始めました。
このドリンクもその一つなのかもしれませんね。
昔話はこれぐらいにして、実はこのドリンク2本で110円という値段で買ってきました。
どうしてこんな値段で売られているのでしょうか?
飲んで考察してみることにしました。
まずラベルのデザインですが、特に変わったデザインでもなく、シンプルですっきりしています。
売り文句は「甘さを抑えた微炭酸」で、クエン酸2000mg,
カロリーオフと、いまどきの宣伝文句を並べています。
さらに後ろをみると、「糖抽出梅果汁使用」とあり、ちょっと手作り感覚な部分もあります。
(梅ジュースは梅を砂糖につけて果汁を抽出するのが一般的な家庭での作り方だそうで)
しかし、この果汁は3%とちょっと少なめ。
飲んでみると、確かに梅の風味があるのですが、味が薄いのです。
さらに人口甘味料の後味が残り、それほど梅の味がしません。
ドライソーダだからでしょうか。それとも幼少に飲んだ梅ソーダの味が強すぎただけ?
恐らくこの味の薄さが、2本110円の理由でしょう。
ですが、そこまで酷いものでもありません。
女性にはウケがよさそうですし、酒を割るのにも使えるかもしれません(またか)。
そう考えると、水戸の梅ジュースもそんなに高いものと感じられなくなりました。