真・毒物飲料の世界

2005年7月号

焼き鳥

購入価格 105円
販売者 天狗缶詰
容器 300ml缶?
毒点 測定不能

ただの缶詰のようだ

皆さんは「おでん」ってご存知でしょうか?
毒物愛好家アキバ通ならご存知のことでしょう。

その「おでん」の天狗がまた新たなモノを作りました。
その名も「焼き鳥」。

缶は「おでん」と同じで、フタがプルトップになっています。
しかも缶にデザインされているのは天狗の面ではなくて、天狗がデフォルメされた「こてんぐ」。
PCエンジンの「はなた〜かだか」を思い出すようなイラストです。

初めて知ったのですが、製造元の天狗という会社は缶詰のメーカーです。
同社の窒素充填による真空製法がこの缶には使われているようです。

中身はつくね1本ともも2本、皮1本の合計4本のようです。
ドリンクの缶と比べると、意外と軽いです。

僕はKGRさんとともに、この缶を開けました。
中には串に刺さった焼き鳥が4本入っています。
しかし「おでん」のように汁に満たされているのではなく、串に刺さった鶏肉(一つに3かたまり)にタレが絡ませてあるだけです。

なるほど、どおりで軽いのか!!
しかしこれは毒物飲料ではなく、単なる缶詰だなぁ。

早速食してみると、なんだかイワシの缶詰を思い出すような味
タレがイワシの缶詰と同じものを使っているようで、鶏肉もかなり加熱処理されているのか、言われないと鶏肉と気づきません。
「イワシの缶詰の味がする」とKGRさんは言っていました。

一方僕は、焼き鳥の缶詰があったことを思い出しました。
確かにイワシの缶詰と同様の四角い形をしていて、串に刺さっていなくタレに漬けられていた焼き鳥の缶詰がありました。
味はこれとほとんど変わりません。
しかし、こちらにはつくねがあり、一応その食感が楽しめます(味は大して変わりありませんが)。

ごちそうさまでした。
残念ながら、毒物飲料としてナゾなので毒点は計測不能とします。

 

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