真・毒物飲料の世界

2005年01月号

リプトン スパークル

購入価格 105円
販売者 リプトン
容器 350mlビン
毒点

悲しき飲料

今回紹介する毒物は「リプトン スパークル」です。

といっても、この飲み物は決して毒物ではありません。
ビンに入っていて重たいのが難ですが、さわやかで口当たりも良く、紅茶の風味も生きています。
レモンティーにソーダを加えた飲料なので、甘味も若干強く、個人的にはファイブミニのような感じを受けました。

どうしてこの毒物飲料の世界でとりあげたかというと、この飲み物はうちの弟が大変好んでいるにも関わらず、ある理由があって、あまりウケが良くないように感じるのです。

その大きな理由が「ジャズイン」という昔出た毒物飲料です。
この飲み物は紅茶に炭酸を加えた画期的な飲料だったのですが、完全にシュガーレスで甘さが全くなかったのです。
苦味のうえに、後から来る強烈な炭酸。
殆どの人が「マズい」と感じていました。

そうして、「ティーソーダはまずい」という定説が出来上がってしまったのです。

その後10年近い年月がたち、ネスレから甘味のついたティーソーダーが出ましたが、それも振るいませんでした。
そして、紅茶の本場のリプトンが、これまでの既成概念を打ち壊そうとしたのがこの飲み物です。

この飲み物が受け入れられるかどうかは分かりません。
しかし、「ジャズイン」とは全く違う飲み物です。
これまでティーソーダを敬遠していた人には是非飲んでみても裸体ですね。

 

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