購入価格 | 98円 |
販売者 | ペプシコーラ(サントリー) |
容器 | 500mlPET |
毒点 | ★★★ |
コカコーラは「コカコーラC2」を発売しました。
それに対抗してか、ペプシコーラは、「ペプシブルー」を同月に発売したのです。
こちらの飲み物は名前の通りクリアブルーの液体で、正直毒々しい印象を受けました。
ラベルも青く、ちょっとパンクっぽい「BLUE」の文字が大きく描かれています。
登場までのいきさつは「コカコーラC2」とは逆で、「コカコーラC2」は日本先行販売であるのに対し、こちらは海外から上陸した形になっています。
つまり海外ではもう登場している、ということです。
ラベルには、「ペプシコーラが満を持して提供する、コーラテイストの飲料です」と書いてあります。
コーラ味を期待して、飲んでみると・・・。
なんだこりゃ?
なんかガムっぽいというか、薬っぽいというか、期待通りという感じの味がするのです。
コーラにはちょっと遠い感じです。
ここで、僕の脳裏から、二つの毒物飲料が浮かんできました。
「この毒物に似ている!!」
一つは、毒物飲料ファンにはおなじみ、「タブクリア」です。
「透明なコーラ」という触れ込みで、コカコーラが発売した「タブクリア」は、全然コーラと違って、味が独特だったため、あっという間に姿を消してしまいました。
この触れ込みもそうですが、味も似ているような気がしました。
もう一つは、かなりマイナーなロッテの「ミントブルー」です。
ガムのほうはわりと知られているのですが、これにドリンクバージョンがあるのを知っている人はそう多くはないでしょう。
この飲み物はガムの「ミントブルー」で使っている味をそのまま炭酸飲料に溶かしたような味がして、飲み物らしくない毒物飲料でした。
名前の通り、液体は透明のスカイブルーで、「ペプシブルー」ほどでないにしろ毒々しい感じです。
名前がそのまま色に反映されている点や、味が似ているような気がしました。
そういえば、コカコーラとペプシコーラでは、コーラに対する戦略が違っていることに気付きました。
コカコーラは、「ライト」「ダイエット」「C2」というように、コーラの味はそのままに、いかにその追加要素を増やしていくか(主にカロリーオフ)を目指しているようです。
きっと次回は「アミノ酸入り」とか「C2のさらにカロリーオフ版(レギュラー版の味に近いダイエット)」が登場するのではないでしょうか。
一方、ペプシコーラは「トロピカル」「ツイスト(レモン味)」「ペプシブルー」などのように、コーラの味に何かを足して、別の味にすることを目指しているようです。
「ブルーベリーコーラ」「グレープフルーツコーラ」など、変わった味のコーラをいち早く出すのはきっとペプシコーラではないでしょうか。