真・毒物飲料の世界

2004年06月号

ライフガード ジャングルマン-X

購入価格 147円
販売者 チェリオ
容器 500mlPET
毒点 ★★

ライフガードC2…カロリーはライト、炭酸はヘビー

6月は「コカコーラC2」を掲載しようとしましたが、運良く別な飲み物が手に入ったので、そちらを紹介します。

「チェリオ」と言えば、薬物っぽい飲み物が多いマイナー飲料メーカーとして、一部の人(特に僕らのような人)には有名ですが、「ライフガード」は昔から色んなところで見かけるので、割と有名です。
健康に良い炭酸飲料でも、「オロナミンC」「デカビタC」のような飲み物とは一味違い、あまり類似品を見かけません(他がマネしたがらないというのもありますが)
「チェリオ」を知らなくても、「ライフガード」は知っているという人は多いのではないでしょうか。

そんな「ライフガード」に待望の新製品が登場しました。
その名も「ライフガード[ジャングルマン-X]」。
まるでロックマンのボスキャラみたいな名前が大きく前面に出ており、一見ライフガードとは別の飲み物に見えますが、よく見ると「ライフガード」が先頭についており、さらには最後に「X」が付いています。
どうして「ジャングルマン」なんでしょうか?
まさかレギュラータイプのパッケージの迷彩色と関係があるのでは・・・。
昔「ジャングル」という毒物飲料を旧ページで紹介したようなしないような記憶があるのですが、確かこれも「チェリオ」だったような・・・。

パッケージの背景も戦車のような、迷彩色を施した鉄板をつなぎ合わせたものに、銃弾の穴が開いているというもの。
さらに一番下の穴からは緑色の強酸のような液体が吹き出ているところから、ちょっと毒物っぽさを感じます。
ちなみにペットボトルは従来の緑色から透明になり、黄緑色の中身がそのまま見えています。

パッケージの文字の下には「50%カロリーオフ」とあります。
その代わり赤い血痕の中に「カフェイン・炭酸強め」とあります。
とうとう炭酸栄養ドリンクにもカロリーオフのものが出てきたのですね。
また、ジュースではよく「微発泡」にするケースがよくありますが、逆に炭酸を強めるのは「ジョルトコーラ」以来です。

とりあえず飲んでみることにしましょう。
味のほうは、ズバリ、レギュラータイプを炭酸で割ったような味
名前どおり、味が薄く炭酸がキツイのです。
「ライフガードは炭酸がダメ!」っていう人はまずオススメできません。
「オロナミンCやデカビタCは味がしつこい」と感じる人にはいいかもしれません。
どちらにしろ薬っぽいのは変わりありません。

結論。
カロリーオフにした点や、これまでのライフガードから抜け出そうとした意欲は評価します。
ただ強炭酸飲料にしたのはやりすぎだったかな、と思います。


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