購入価格 | 100円 |
販売者 | 宝酒造 |
容器 | 缶(再栓可) |
毒点 | ★★ |
近年、焼酎を割ったものに梅干しを入れるという、「梅干しサワー」という飲み方が登場し、中高年にウケているようです。
(本当かどうかは知らないが)
今回は、それを狙ってかどうかは知らないが有名な酒造メーカーが生み出した「梅干し水」を紹介します。
ビンク色のかわいらしい缶には、隕石のような赤く丸い梅干しがあり、その上に「梅干し水」と描かれています。
何故か「水」だけがデカデカとかかれています。
(考えてみたら、僕は「力水」「ガキ水」など、「水」のつく飲み物には毒物飲料のイメージしかありません。)
そして裏をひっくり返すと、「日ごと食べると福を呼ぶ」「元気の源クエン酸」など、梅干しの効能をうたっています。
しかしこの先に問題の文字が。
「ごくごく飲める梅干し風味の水感覚飲料です。」
この風味が気になると思ったら、やはり予感は的中していました。
「梅干し不使用」
だったら「梅干し水」って名前付けるなよー!!
で、味は別にすっぱくもない、薄い梅風味のドリンク。
しかし、クエン酸が1200mg入っているからか、妙にスポーツドリンク風の味がします。
「水の代わりにスポーツドリンクで薄めましたが、コストがかかったので果汁は10%から1%に減らしました」、って感じですかね。
まだ普通の梅ドリンクのほうが効果もありそうです。
結論として、やっぱり名前が問題です。
「梅干し水」と聞いて引いた人も結構多いのではないでしょうか。
逆に梅干しの好きな人も、買ってみたら梅干しが入ってなくてガッカリしたんじゃないでしょうか。
でも、梅干しを入れたりすっぱくしたりしても、きっとウケなかったでしょうね。
やはりカンチューハイに梅干しを入れれば、話題になると思われます。