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現代川柳初心者講座  主宰 北
 

講座内容の一部紹介
 

◆はじめに

@なぜ川柳と呼ぶのか
江戸時代の選者「柄井川柳」が古川柳を選句するときに評点「川柳点」を付けたところから「川柳」と呼ばれるようになる…(詳細は別の機会に)。

A川柳を一口で言うと
世界で最も短い日本の現代詩である。

B川柳のきまり
話し言葉(口語体)で五・七・五音で詠む。
 
C俳句と川柳の違い
[俳句]
  ・季語を必ず入れる…「歳時記」有り
  ・切れ字を使う…「や」「かな」など
  ・字余りは構わない
  ・自然を対象にして詠む

[川柳]
  ・季語は特に無い
  ・切れ字を使わない
  ・五七五が基本(上五の字余りは可)
  ・人間を対象にして詠む
  
◆なぜ五・七・五がいいのか

日本人にとって五七五というのは自然に身に付いてきたもので、思いを素直に表現できる最も短い自由で身近なリズムです。
また、五七五で表現されたものは記憶されやすく、人の心に生き続ける力を持っています。

◆以下についての掲載は、控えさせていただきます。
 
 

添削指導の一部紹介 (□…原句 ※…助言 ○…例句)   主宰 北 野 邦 生
 

□単身赴任たまに帰ると居場所ない
※句を落ち着けるための下五の工夫
○単身赴任たまに帰ると無い居場所

□用件を忘れてしまった長電話
※中七の字余りは禁物
○用件を忘れてしまう長電話

□指を折るなかなかゆかず母の歳
※リズムや繋がりをまとめるための工夫
○指折ってみても進まぬ母の歳

□長寿国なのに長生き邪魔にされ
※説明を避け句を落ち着かせる工夫
○長生きが邪魔にされてる長寿国

□大丈夫手を差し伸べてボランティア
※たった一字で状況が明確になる場合
○大丈夫手を差し伸べるボランティア

□手話ニュース感情入りつい夢中
※説明調にしないための表現の工夫
○顔からも伝わってくる手話ニュース

□孫帰りかまくらしてる大欠伸
※助詞「が」を入れて解決できる場合
○孫帰りかまくらがする大欠伸

□バースデー差し出す小箱のリボン揺れ
※中七の字余りを解決するための工夫
○バースデー小箱のリボン揺れながら
 

□草を刈る音だけ響く日曜日
※言葉のダブりを避け人間を強調する
○草を刈る音を聞いてる日曜日

□この中に平和のボタンありますか
※読者に具体的状況が見えるような工夫を
○掛け違え平和のボタンではしない

□受話器から弾んだ声で友健在
※下五の字余りを避け言葉を柔らかく
○受話器から弾む元気な友の声

□自然の幸春を演出靴が鳴る
※句を整える言葉の選択と順序の工夫
○靴が鳴る春が演出する自然

□母の歌下手ではあるが味がある
※親しき仲にも礼儀あり…ですから
○母の歌うまくはないが味がある

□敬語言い末っ子少し親離れ
※全体のまとまりを考え順序を変えてみる
○末っ子が敬語遣えて親離れ

□子供歌舞伎太三味の音心酔う
※内容・語句の整理と強調・順序の工夫
○太三味の子供歌舞伎に酔いしれる

□電気屋根手ぐすねひいて待つ雪を
※造語は難解句になるので要注意
○どんと来い融雪屋根が雪を待つ
 
 
 
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