2008年12月16日 “ 奈良ゆみ、メシアンを歌う” 終了後楽屋にて
・ 2008 年もっとも心に残ったことは何でしたか?
12 月の忙しい時に、毎週コンサートがあったんです。それも全部曲が違ってすごく大変で。でも、とても勉強になりました。
・2009 年の豊富は?
気力、体力を充実させて望みたいです。
奈良さん(奈良ゆみ:http://www.yuminara.com/index.html)がコンサートで言っていたように、
20 代前半は一晩や二晩寝なくとも、と言っても 2 , 3 時間は寝ますけど、そんな状態でも作曲できたものです。しかし、今はそんなことは到底無理で、気力体力が両立しにくいですね。
私はいつも気力はあって、体力も今まではついてきましたが、最近はそれがなかなか続かない。
一昨日、浅田真央さんのソウルでのフィギアスケート(グランプリファイナル)を見ましたが、あんなにお上手ですごい方が転倒されてました。同じ曲、振り付けで、何度となく練習され、気力、 体力ともにある状態だったのに、それでも転倒することがあるのですね。
もちろん金賞をとられて、おめでたいことだと思います。
スケートは音楽と共通するような所もあるように感じましたが、ただ音楽はやはりああいうスポーツの(ような勝負の)世界とは違い、
演奏する者の心を救ってくれるような何かがあるのは、精神的に助かります。