60号(H24.1) 電友下越へ戻る
○出会いと学び
新潟市中央区 玉木千太郎
第2の職場を退職してはや2年と9ヶ月が経過しました。電友会のサークル「インターネットを楽しむ会」で一緒
の中野先輩からの輪でこの文を書<ことになりました。中野先輩とは最初の職場での先輩であり、またわがサークル
の写真指導者でもあり大変お世話になっていてこれもまたひとつの出会いてあろうかと思います。中野先輩も書いて
いたとおり、退職後はのんびりと思っていたのですが色々と輪をひろげてきたら、スマートホンのスケジュール管理
に頼らないとわからなくなるほどの充実した日々を過ごしています。
それとともに新たな人との出会いが増えてきました。 色々な会や団体に所属していると必然的に新たに会う人も
増えてきます。その中でも多いのが農業サポーターとその受け入れ農家です。農家での仕事も3年目となり仲間も増
えてきてその中には友達となった人もいます。
農家も半分親戚付き合いもできる家もできて、新潟市近郊の農業事情もだいぶわかってきたつもりです。 もうひ
とつは、これは「出会い」でも人とではなく学問との出会いてす。 それは放送大学というBSで放送されるように
なった通信制の大学に入学して、再び勉強を始めたことです。主に人文関係の科目を中心に日本の古典文学や和歌、
芸術史などを学んでいます。 まだほんの教科書に書いてあるような本ばかりですが何冊か古書を買い求めて読み
ました。するとこれまでただタイトルだけ知っていたような作品の背景や時代を越えたつながりと影響なども認識で
きよリ深く読みこむこともできることも喜びです。 その派生として、新潟大学や新潟県立大学にも市民学生として
もぐいこんで好きな科目を一般の学生と机を並べて学んでいます。 今年の前期に学んだ「能楽の楽しみ」は実演あ
リ演奏ありと大変楽しく能を知ることができ、日本の伝統芸能と言いながらもまったく知らなかったことが、日本の
精神文化と大きく関わっていることなど学びの楽しさを満喫いたしました。 他にも新潟に在住しているプロのピア
ニストが開催したリサイタルの録音を担当しそれをCDとして自作し販売することとなりました。 これも音楽の趣
味を通して出会ったことが結果として一つの作品を生み出すことにつながったことは嬉しいかぎりです。 このよう
に出会いは黙って家にいてもできません。外に出てなにか自分にできることはないかと色々と模索し実践して初めて
出会いが生まれ喜びにつながるではないかと実感いたしました。 皆様も趣味にボランティア等に日々活動していら
っしやることと思いますが、「学び」という学問との出会いを始めてみませんか?
新潟の大学は開かれています。新潟県立大学は特別受講生制度、新潟大学は市民解放授業受講制度があり毎年募集
をしています。特に放送大学の全科生は学割が効く正規な学生として入学でき、卒業すれば学位ももらえる充実した
制度となっていてしかも、学ぶ場として好きな時に学習センターに通って仲間と談笑することもでき、中高年の憩い
の場として活用することもできます。 最後は「いつでもどこでも学べる放送大学」の宣伝になってしまいましたが
ぜひ一緒に学び新たな感動に出会いましょう。
参考;放送大学のしURLは http://www.ouj.ac.jp(次回は新潟市中央区の 相馬 一さんにお願いします.。)
(事務局から) 本年も当会報「電友下越」をよろしくお願い申し上げます。
私事ですが、
―身上の都合で、1月で事務局長を退任させていただくことになりました。
9年半の在任でしたが、この間、加藤義博元下越電友会長をはじめとし
て、電友会内外の多くの方々から、ご支援ご協力をいただきながら務めさ
せていただきました。皆さまには、いろいろと大変お世話になり、心から
感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
これからは、この「つながり」を大事にして電友会―会員として過ごし
ていきたいと思っております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
なお、後任の事務局長には北区 須藤二郎氏の予定で、正式には1月の役
員会で選出されます。
どうぞ、私同様、ご支援ご協力下さいます様お願い申し上げます。