(社)日本建築家協会近畿支部建築相談室
○2000年度の相談処理件数
近畿支部 32件
京都会 10件
奈良会 27件
和歌山 33件
○相談室以外の活動
・欠陥住宅関西ネットへの協力(継続)
例会への参加・欠陥住宅110番への協力・欠陥住宅の調査への協力を委員等へ呼びかけ
・住宅の品質確保の促進等に関する法律の勉強会の開催(新規)
性能表示制度の新設に伴い、相談員の知識向上のため勉強会を実施。また一般会員への啓発のために
会報等への寄稿(*2001.6月号 寄稿)
・建築物安心安全推進計画への協力(継続)
「大阪府違反建築等防止推進会議」(99.5.24設立)への委員派遣。
2000年度は、違反建築防止週間啓発ポスター作成・建ぺい率許可制度の活用コンペへの協力等を行なった。・指定住宅紛争処理機関設立検討への協力と紛争処理委員派遣
各地単位弁護士会毎の検討委員会に建築相談委員が中心となって参加。
・司法支援(新規)
建築紛争の増大から、地裁が建築専門部を設置。調停委員5名の推薦を既に行なうと共に鑑定人
候補者名簿の提出を今後行なう予定。また和歌山地裁からは鑑定人推薦依頼が頻繁に来ている。
弁護士団体からは、消費者保護の観点から、JIAの積極的な関与を求められている。
・マンション問題への取組み(2001年度から「集合住宅委員会」に改組し、当委員会としては完了)
新築マンションの欠陥や大規模改修工事の瑕疵への相談も多く、有志を募ってマンション問題を
解決する組織づくりを検討する他、SI方式や定借方式等の集合住宅の今後の供給方式等を研究。
・市民啓発(今後充実)
一般消費者の建築に関する知識を啓蒙。市民向けのセミナー企画を消費者センターとの共同で検討中。
また、パンフレット等の作成を行いたい。現在、近畿支部インターネットhpに建築相談のコーナーを設け、
相談室のPRと共に欠陥住宅の被害類型や建築基礎知識を広報中。
*4/1-4/29 の建築展にパネル出展(別紙パンフレット参照)「丈夫な木造住宅をつくろう」
・建築ジャーナル杉浦編集主幹との懇談会を実施(杉浦氏の主張:建築家のトラブル多い)