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法令等の内容は作成時点ものですので、その後、改廃されている可能性がありますので、行政機関等にご確認お願いします。


大阪市容積ボーナス制度及び中間検査制度の拡充について

平成14年4月17日付、大阪市公表分より

(1)容積ボーナス制度について

従来より、公開空地の確保などを要件として容積率を緩和する総合設計制度を運用されてきましたが、さらに、屋上緑化、耐震性貯水槽の設置誘導を目的に、

〇屋上緑化容積ボーナス制度

〇耐震性貯水槽設置型容積ボーナス制度を

創設し、2002年5月1日から実施されます。

・屋上緑化容積ボーナス制度概要

植栽基盤面積による屋上緑化面積を1平方メートルあたり、0.2平方メートル以上(評価係数0.2)に換算して、割増容積率の算定基盤となる有効公開空地に換算することにより、容積率を割増する。

・耐震性貯水槽設置型容積ボーナス制度概要

設置される耐震性貯水槽の容量1立方平方メートルあたり1平方メートルに換算した床面積を割増する。

問合せ先:大阪市住宅局建築指導部 指導課06-6208-9280

(2)中間検査制度の拡充のついて

平成12年5月1日より、大規模建築物と木造3階建てを対象とする中間検査制度を導入されていましたが、

平成14年6月3日確認申請提出分より、

・鉄骨3階建

・建ぺい率の緩和を受けた建築物など(基準法第43条但し書許可、同53条第4項の許可、同第86条第2項に基づく認定を受けた建築物)を

新たに中間検査の対象建築物とされます。(特定工程は建て方について)

問合せ先:大阪市住宅局建築指導部 監察課06-6208-9310