第10回「関西建築家大賞」結果報告             

JIA日本建築家協会の会員建築家はその業務において歴史的な文化を継承し、自然環境をまもり、安全で快適な環境をつくり、
人々の共感と理解に支えられつつ、人間の幸福と社会文化の形成に寄与すべく日々努力しております。
この建築家の職能をよりいっそう明確なものとするためにJIA近畿支部では近畿支部地域で活躍する建築家に対し、
そのすぐれた建築活動を顕彰する関西建築家大賞の制度を設置しております。
本賞は、上記のJIAの理想にもとづき、しかも長期にわたって機能的造形的デザインの力量を実現した建築設計の実績、
すなわち過去10 年間に実現もしくは提示された2 つの作品を対象とし、
唯一人の審査建築家の価値観によって一人の建築家を選考するものです。

第10回は、2009 年3月16日〜5月29日に応募を受付け、18人の応募者の中から
森下修氏が「審査建築家奨励賞」を受賞されました。(『関西建築家大賞』は受賞者なし)

審査講評はこちら(PDF)

■ 第10回関西建築家大賞『審査建築家奨励賞』受賞者

森下 修(もりした おさむ) (株)森下建築総研

受賞作品
「ステラ御幸町」(京都市中京区)
「南あわじ市営(旧南淡町営)四季の丘団地」(兵庫県南あわじ市)

審査建築家
坂本一成氏(アトリエ・アンド・アイ 坂本一成研究室)

○「ステラ御幸町」
写真撮影:市川かおり氏

○「南あわじ市営(旧南淡町営)四季の丘団地」
写真撮影:市川かおり氏