長瀞かたくりの郷付近で咲く花々を、集めてみました。
キキョウ(桔梗)の見頃は、7月中旬からです。
長瀞町には「七草寺」という、秋の七草をそれぞれシンボルとした
7つのお寺があります。キキョウは「多宝寺」というお寺で見られます。
青紫色のキキョウと、白色のキキョウが咲きます。
キキョウは8月に一度終わってしまいますが、
9月中にもう一度咲いて、その華麗な姿を見せてくれます。
キキョウ
ギボウシ(擬宝珠)の見頃は、7月ごろです。
長瀞町の荒川流域の断崖や、岩畳の岩壁に、
数え切れないほどの自生のギボウシが咲いています。
たった一日でしぼんでしまう、とても命が短い花です。
薄紫がかったその白き花は、可憐でありながらも、
群生で咲いていると大変に存在感があり、
私たちの目を楽しませてくれます。
川沿いの、人が入れない場所に咲いておりますので、
船に乗って川下りを楽しみながら、
ギボウシの群生を見るのがオススメです。
ギボウシ
あじさい(紫陽花)の見頃は、6月中旬からです。
長瀞町のいろいろな場所で咲いています。
写真は、岩畳の付近のあじさいです。
あじさい
オトコエシ
オミナエシ(女郎花)の開花時期は、7月下旬から10月ごろです。
この周辺では、七草寺の一つ、「真性寺」で見られます。
鮮やかな黄色い花を咲かせます。
花の形が粟の粒に似ており、粟飯のことを「女飯」と呼んでいたこと
から転じて、オミナエシという名がついたとされています。
なおオトコエシ(男郎花)という花もあり、花の形もよく似ていますが、
色は白くてオミナエシよりもやや力強い印象があります。
オミナエシ