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宿の隣が教会になっていて、朝6時にはそこからシスター達の賛美歌が聞こえてきます。その賛美歌を私はベッドの中で、ぼさぼさ頭の寝ぼけ顔のだらしなさのまま聞きました。シスターの背筋の伸びた静かな姿を思い出し、神様を身の内に感じ共に暮らすというのは、その人を美しくするのかな、と考えてみたりしました。
(教会のファサードには、消えかけているけど色彩のきれいなフレスコ画があることが分かります。)
同宿していた一人旅の中国人の女の子は、大の「ベルサイユのバラ」ファンで、私達はベルバラ談義に盛り上がりました。
彼女はとても流暢な日本語を話しますが、日本に来たことはないそうです。日本語をマスターした理由は「ベルサイユのバラ」を日本語で読みたかったから。(愛って強いんだな)
彼女は中国で薬剤師として働いているそうです。でも日本の薬剤師とは違うみたい。中国では薬を発売する時はまず、その薬の成分や効能を書類にまとめ、政府に提出して発売許可を貰わないと店頭に出すことはできないんだそうです。で、彼女はその書類を作成する薬剤師。政府の許可が下りるような書類作りにいつも四苦八苦するそうです。イタリアで知った中国。
たくさん話が出来て嬉しかったな。言葉が通じて良かった。やはり言葉は大切です。
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