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    スケッチブック vol.05
新島紀行  2003.3/22〜24 絵と写真、文:酒井かや子
    3/22(土)朝
あいにく、くもり空。
6:00 大島、6:45頃に利島に着く。
小さな島、鵜渡根島が見えてきた。

そして、・・・ついに新島も見えてきた!

   

 

 

3/22
坑火石(コーガ石)で作られているモヤイ像。
(渋谷のモヤイ像と同じ石、柔らかく、二酸化炭素で黒くなる)
※土産で売っているのは、こういう顔が多い。この写真は、向山展望台にあるモヤイ像。

 

 

 

 

 

 

3/22 午後 長栄寺
墓に白い砂が敷き詰められている。お盆が近づくと、なぎさに現れた「波の花・塩花」という濡れた砂を持ってくる。お墓の花は、鮮やかな生花ばかり。造花はない。毎日のように生花を活けて、先祖を大事にしている。

↓流人墓地
 この流人墓地は、隣の共同墓地よりも一段低くなっている。昔は植樹によって区別され、通り抜けは出来なかったようです。
 在島中、島民の教育・医療・諸技術の普及や民俗芸能など、生活や文化に貢献した流人も多い。そして仲間が、そんな流人を偲んで、酒樽やサイコロなど生前に好んだものを墓石として刻んだものがあった。

 ちなみに、地面に落ちている赤い花は椿。大島の方では、丁度この時期に「椿まつり」をやっていたみたい。

島のコーガ石の埋蔵量は10億t。
採掘場と向山展望台の間にある、この場所には大きなコーガ石がごろごろ。
 小さなコーガ石を持って帰ろうとして、選んでいると、いろんな色のがある。白っぽいものから、ピンク、緑っぽいものまで様々。選ぶのに時間がかかってしまった・・・。

   


 

 

(左)
コーガ石で出来た塀や蔵、建物が今でも使われている。

(右)散策中に見つけた祠
これもコーガ石。なんで二重になってるんだろう?
ちょっと不思議。

   
   

3/23 7:00 若郷散策
若郷前浜へ。

玄武岩で浜の砂は黒い。

   
    10:00頃 淡井浦海岸
ここの砂は白い.海に近い方は粒子が粗いけれど、山側は風に飛ばされた細かい粒の砂になっている。
    若郷展望台からの眺め。
若郷の集落や利島・鵜渡根島も見える。
   


(左)巨木を探して、道を外れる。山の中を歩いてゆく。
 この写真はヤブツバキ。下に見える緑の葉はアリドウシ。トゲがあるのでよく引っかかる。鹿の糞も落ちている。

(右)大島桜の巨木
(樹齢・推定200〜300年、4m50cm)
 島の中でも知らない人の多いこの桜。昔は船の道しるべになっていたそうです。花が咲いた時に見てみたいなぁ。
桜のあと、タブ、スダジイの巨木も観てきました

   

本村の海岸。
テトラポットが目立つ。地元の人が「テトラポットを取り払って、昔のような海の姿に戻したい。」と、話していたことを、ふと思い出す。

それにしても、今日も波が穏やかである。

    道の両サイドにあるのが、スダジイなどの常緑高木。名前には高木と書いてあるけれど、そんなに高くはない。
海から吹く風のせいなのかしら?
   

3/24 昼
新島港。
かめりあ丸に乗って、東京へ。

 

 

   
 
   

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