会員の趣味のひろば
会員皆様の投稿をお待ちしてます。
 私は、「足尾銅山の世界遺産登録を推進する会」の理事をしています。
 この会は発足してから5年を経過しますが、今まで会報を発行してきませんでした。
 そのため、外部への発信力が非常に弱く大変停滞していました。これではダメだと
いう声が会内に満ちて、今回ようやく第1号を発刊することになりました。
 添付の画像は第1号の一部です。素人が作るものなので、無理をせずA4サイズ、カラー
両面印刷のものを作りました。みどり市役所にも置いて頂けることになりましたので
入手は可能です。
 足尾銅山今昔

私は「足尾銅山の世界遺産登録を推進する会」に所属して、会報の作成を担当しています。この銅山はすでに閉山していますが、近代日本公害の原点ともいうべき鉱山です。 足尾の問題と対策の現状を人類が把握していないために、福島の悲劇が繰り返されたものと思います。それ故にこそ、足尾銅山を世界遺産に登録して、人類が学ぶ機会を確保すべきものと考えております。さて、左の写真は、「足尾銅山 写真データベース」から、明治38年以前の通洞坑の写真を掲載しました。坑口に電車が入っていこうとしています。
ぼんやり見ていますと、レールが4本敷かれており、単なる複線軌道だと思っておりました。しかし、よく見てみると、電車は真ん中の2本の上を走っているではありませんか!前から電車が来たら、衝突します。右のトロッコを見ると、右側の2本を使っています。不思議なレールの配置だと思いました。
 
 右の写真は、今回の掲載のため、何年ぶりかで通洞坑に行き、上の写真とほぼ同じアングルで撮影したものです。明治時代とほとんど変わっていないことが分かります。
 この通洞坑の他にも、興味深い遺跡、遺産が多く残されています。興味のある方は、通洞坑(銅山観光)の
北側にある、足尾歴史館に行ってみてください。多数の写真、文献あるいは復元されたガソリンカーが
あります。ガソリンカーは乗車できるばかりではなく、走行することもできます。
更に、興味のある方は、当会の会員になってください。会報をお送りします。
塩崎 会員より