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4/08/2007*

  5日、終日、実施設計を進める。昼前、施工地の簡単な測量。冬のような寒さに鼻水が止まらず。夜、職場の歓迎会。自己紹介が時間の大半を占め、些か忙しない雰囲気。しかし普段あまり会う機会がない方々とお話ができ、楽しいひとときを過ごすことができた。
 6日、前日早々に帰宅したからか、寝覚めは良く。仕事は、測量成果をもとにCADで微調整などを。夜、仙台フォーラムにて蔡明亮監督作品 『不散(英題:Goodbye, Dragon Inn/邦題:楽日)』を鑑賞。もぎり嬢のびっこが作品のリズムを作っているような印象。非常に静かな、悪く言えば退屈な映画。もう少し、前情報を仕入れて観たほうが良かったかな。
 7日、休日。午前中、野暮用で外出。午後は自宅に戻り、掃除洗濯。夕方に少し微睡み、気づけば夜。20時過ぎに再び外出。仙台セントラル劇場にて田尻裕司監督作品 『ヒモのひろし(SEXマシン 卑猥な季節)』と、いまおかしんじ監督作品 『おじさん天国(絶倫絶女)』を鑑賞。意外とカッチリ作られた前者より、笑いどころも多い『おじさん天国』のほうが個人的に好み。劇中歌「久米水産社歌」も、地味に名曲。

吉増剛造・高柳昌行・翠川敬基 『死人』 不祝儀袋に似た紙質のジャケ。その中央に薄墨で書かれるタイトル。そして九つ折りとなったジャケを広げると、あたかも忌中札のようにタイトルを囲む黒枠が現れる。吉増剛造・高柳昌行・翠川敬基 『死人』(Amazon)は、何よりもまず、このアートワークが素晴らしい。聴き手は、実際にその音(詩)に接する前から、その不気味な世界へとずぶずぶと引き込まれていく。
 収録されるインプロビゼーションは3曲。高柳氏および翠川氏による演奏の完成度は言わずもがな、なんといっても、吉増氏の朗読が生み出す不穏なリズムが秀逸。ゆっくりと囁かれる言葉は、抑揚なく低空を飛行。呪文のように早口となった言葉は、ブツリブツリと音の河から沸き立つかのよう。



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