「映画はね、異なるものを同時に肯定することだと思うんです。小津か溝口かという選択ではなくて小津も溝口もという具合に。よくキートン派とチャップリン派という区別をしますね。それをやりはじめると、ぼくはついチャップリンの悪口を言っちゃうことになるんだけど、やはりチャップリンもいい。二者択一はダメなんです。」(蓮實重彦/『シネマの快楽』より)
17日。原稿データ入稿。午後、メールでいろいろとお問い合わせくださっていた方が来所。簡単に実情をお話しし、ご理解頂く。夕方からは懸案事項の打ち合わせ。19時前までじっくりと。 夜、Ayuo 『絵の中の姿』を聴こうとするも、この日はまったく読み取り不能。機械の気分に左右されるリスニング生活。23時過ぎから喉が痛み、微妙に風邪の症状が。大事をとり、風邪薬飲んで早めの就寝。
18日。午前は再来年の計画検討、午後は現場打ち合わせ。夕方、以前受付等をしてくださっていたHさんが来所。台北(!)で仕事を始めるらしく、そのご挨拶とか。 夜、出張で秋田から来られた方をご接待。というか"接待"という間柄でもないようで、実質は新年会的な飲み会。いろいろと意義深い話が交わされ、外部からの視点がいかに重要かということを実感。上司は終始上機嫌、独壇場で話しに話し倒し、最後はベロベロに酔っぱらって足元覚束なくなる。タクシーに乗せるまで一苦労。 帰宅すると弟から電話。一昨日の件について、より深い話を2時間ほど。私もそうだったが、向こうも向こうで酔っぱらっているらしく、些か感情的な発言も見受けられた。最終的には筋の通った話に収束。やっぱきちんと話さないと、という当たり前の結論に落ち着く。
19日。午前は秋田の方のお話を聞く。当方以上によく練られており、長期的な展望もお持ちのようでビックリ。午後は前日同様、再来年の計画検討。合間で、現在行われている事業のとりまとめとか。 夜、就寝前に木村荘十二監督作品 『ほろよひ人生』をヴィデオで鑑賞。昭和8年上映の音楽喜劇。藤原釜足(若い!)の程良い演技が、作品の質を保っているような印象。拙い映画と言えなくもないが、小品としては愛らしい、良い作品だと思う。
20日、午前中に宮城県図書館。借りていたヴィデオを返却、で、返しに来るのが面倒なことを分かっていながらも、また借りてしまう。溝口健二監督作品 『夜の女たち』、豊田四郎監督作品 『小島の春』、木村恵吾監督作品 『歌ふ狸御殿』、以上3本。 図書館ではターミナルケアに関して調べもの。やはり肯定的な書籍が多く、客観的視点で書かれたものは少ない。とりあえず2冊ほど借りて帰宅。 図書館の帰りはTSUTAYA。ここでもヴィデオ/DVDを2作品借りる。さらにミュージックマガジン2月号と、荻野目洋子withウゴウゴ・ルーガ 『Deluxe』の中古CD(105円)を購入。 昼過ぎ、図書館で借りてきた本を読みながら、弟からのメールを添削。んー何度考えても難しいことが多くて分からない。 夜、TSUTAYAで借りてきた中村幻児監督作品 『ウィークエンド・シャッフル』のヴィデオを鑑賞。筒井康隆原作の不条理世界に秋吉久美子が見事にはまる。そこかしこに散見する80年代テイストも意外と美味。ジューシィフルーツの特別出演(「夢見るシェルター人形」を演奏)にはちと驚き。 23時近く、弟から電話。この日も2時間くらい話しをする。 |