アラバキの疲れが出たのか、GW後半はずうっと風邪気味。遠出しようという意気込みも失せ、近場をブラブラするのみの5日間だった。以下、連休中に観たもの聴いたもの、とりあえずメモ。
観たライヴ。5日、ドラびでお@DROOM。ドラミングによって映像をスクラッチするパフォーマンス。流れるのはナンセンスかつイリーガルかつ品のない映像がほとんど。イリーガルなコンテンツを使用すればそりゃあ面白くて当然なわけで、それを除いたときに何が残るのかが実際は問われるところ、なのだが。ドラびでおのそれは驚くほど何も残らない。残るのはこのシステムの面白さだけ。まあでも、一楽儀光氏本人もそれを狙っているんだろうから、それはそれで良いのだろうと思う。『Kill Bill』とか『座頭市』とか、スリリングな映像を畳みかける曲(?)のほうがシステムの面白さをよく表現しているように感じたが(ていうかこれもイリーガルであることには変わらないんだけど)、これは好みの問題。観る人それぞれで違ってくるような気がする。
聴いたというか届いたCD。Harry Partch 『The Harry Partch Collection vol.1』(Amazon)、『~ vol.2』(Amazon)、『~ vol.3』(Amazon)、『~ vol.4』(Amazon)。2月にオーダーしていたのがようやく。どの楽曲もチャカポコチャカポコ、区別が付かないって言われても否定しようがないものばかり。しかしHarry Partchの魅力に取り憑かれた者としては、もはやどんな音源でも楽しく聴けてしまうから不思議。 さかな 『Sunday Clothes』(Amazon)。穏やかながらもライヴ感のある作品。サポートが入る曲が数曲あるが、いずれもよくスパイスが効いており、さかなの味を引き出していると思った。 Yo La Tengo 『Yo La Tengo is Murdering the Classics』。オフィシャルサイトで購入。緻密さはまったく感じられず、ほとんど勢いだけでカヴァーしているようなものばかり。特にBrian Eno 「Baby's on Fire」の歌い出しのよれっぷりなど、カラオケ大会かよ!とツッコミを入れたくなるほど。でもなぜか許してしまうのが彼らのキャラクター。新作、そろそろ聴きたいですね。
観た映画。市川崑監督作品 『あなたと私の合言葉 さようなら、今日は』。小津調云々で語られているけど、意外とそうでもないというか。市川映画らしいポップさも楽しめる作品。若尾文子のメガネが素敵。 黒澤明監督作品 『悪い奴ほどよく眠る』。内容は申し分なし。後半、時系列が変速する構成は『生きる』とちょっと似ていると思った。 山下敦弘監督作品 『リンダリンダリンダ』。徹夜明けの澱んだ雰囲気の描写が秀逸。ラストに向けて無理矢理盛り上がることがないところも好感が持てる。ペ・ドゥナの好演と、湯川潮音の歌声が印象深い作品。 Victor Erice監督作品 『El Espiritu de la Colmena(ミツバチのささやき)』。観るのは15年ぶりくらい。内容をまったく覚えてなかったので非常に新鮮だった。 |