about | past | pieces | dust | daisy | bbs | calendar | bookmark | mail |


3/14/2006*

須川栄三監督作品 『君も出世ができる』 以前から弟に勧められていた須川栄三監督作品 『君も出世ができる』。このたび宮城野図書館でヴィデオを借り、ようやく観ることができた。いやはや、これは確かに面白い作品だわ。フランキー堺主演の本格和製ミュージカル、いやミュージカルっていうか微妙に盆踊り(もしくはケチャ)っぽいなところもあるが、60年代のスタイリッシュな雰囲気と高度経済成長期の泥臭さとが渾然一体となり、途轍もなくポテンシャルの高い映像作品となっている。谷川俊太郎作詞・黛敏郎作曲による劇中ナンバーも1曲たりとも駄曲はなく、流麗な旋律とダイナミズムに溢れるオーケストレーションが観る者の心をグッと掴み続ける。

 こういう面白い作品に出会うとそのサウンドトラックを改めて聴きたくなるのが常。しかし残念ながら、単体でのリリースはされていないようです(というかこの映画、DVD化もされていない)。じゃあこの作品のミュージカルナンバーが今どれだけCDで聴けるのか、今後のために、以下、自分用メモ。
  • 黛敏郎 『Japanese Cinema Music Series 黛敏郎の世界』(Amazon)に「君も出世ができる」「タクラマカン」
  • クレイジー・キャッツ『クレイジー・ムービーズ VOL.1』(Amazon)に「君も出世ができる」「これが男の生きる道」「日本では」
  • ピチカート・ファイヴ 『さ・え・らジャポン』(Amazon)に「アメリカでは」。
 2つめのクレイジー・キャッツは、本作に植木等がカメオ出演しているために拾い上げられたものかな。最後のピチカート・ファイヴは、雪村いづみによるセルフカヴァー、らしい。らしいっていうのは、これがリリースされたとき、ピチカートに対してすでに興味を失っていたので、実は聴いてないのでした。今度ブックオフで探してみよう。

 ところで、先日購入して以来愛聴している原正孝 『はつくにしらすめらみこと』(Amazon)には岸野雄一氏書き下ろし解説があるのだが、原・岸野両氏を繋ぐキーワードとして、この『君も出世ができる』があるのには驚いた。このタイミングでこれを知る偶然。運命を感じたりする単純な私(何の?)。



Blogger

archive
2004/07 | 2004/08 | 2004/09 | 2004/10 | 2004/11 | 2004/12 | 2005/01 | 2005/02 | 2005/03 | 2005/04 | 2005/05 | 2005/06 | 2005/07 | 2005/08 | 2005/09 | 2005/10 | 2005/11 | 2005/12 | 2006/01 | 2006/02 | 2006/03 | 2006/04 | 2006/05 | 2006/06 | 2006/07 | 2006/08 | 2006/09 | 2006/10 | 2006/11 | 2006/12 | 2007/01 | 2007/02 | 2007/03 | 2007/04 | 2007/05 | 2007/06 | 2007/07 | 2007/08 | 2007/09 | 2007/10 | 2007/11 | 2007/12 | 2008/01 | 2008/02 | 2008/03 | 2008/04 | 2008/05 | 2008/06 | 2008/07 | 2008/08 | 2008/09 |