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3/12/2006*

  Pentangleのボックスセット(Amazon)が5月1日にリリース。ていうか今度はホントに出るんだろうか。3,4年前から裏切られ続けているので、どうも信用ならない。

 10日、学会の勉強会。ルネサンス期の建築家・Leon Battista Albertiのことを、2時間ほど。「建築を記号化・断片化し、古典主義からの脱却を図った最初の建築家」とか、「アルベルティに比べたら、ポストモダンなんて落書きみたいなもの」とか。専門分野外であるため、はたしてどれほど理解できるか不安だったが、興味深い論考が散見し、大変面白く拝聴できた。
 勉強会終了後は懇親会。講師の大先生や恩師の大先生の横で建築史研究の昔話を聞く。I東C太、F島G治郎、K田H出刀、O田H太郎、I垣E三等々、リアルタイムで体験した大家のプライベート話も飛び出す、なんとも貴重な与太話。

 11日、原正孝はつくにしらすめらみこと』(Amazon)と2[ni] 『2[ni]』(Amazon)が届く。
原正孝 『はつくにしらすめらみこと』 『はつくにしらすめらみこと』は、原自身が監督を務めた同名映画のサウンドトラック。全編を通して展開するのは、真夏の陽炎ごとくゆらゆらと歪んだサイケデリックでアシッドなフォーク。とはいえ、基本にあるのはプリミティヴな"うた"であり、朴訥としたエレクトリックピアノと、モコモコとしたベース、そしてぶっきらぼうなヴォーカル/ギターにより、独特な世界が築かれている。原正孝(原將人)の音楽作品は『20世紀ノスタルジア』(Amazon)のサントラしか知らないが、本作で聴けるシンプルなメロディは、カタチは違えども『20世紀~』のエレポップ等々としっかり繋がっているような印象もあり。んーこれは末永く愛聴しそうな予感がする。
 ところで、"初国知所之天皇"を"はつくにしらすめらみこと"と読むのは、"荒吐"を"あらばき"と読むのと同じく、言葉足らずでちょいと違和感がある。この足りなさ、何か意図があるのだろうか。
2[ni] 『2[ni]』 もう1枚、2[ni]は知久寿焼/滝本晃司/ロケット・マツ/小俣佳久によるプライベートユニット。アコースティックで、ほんのりエレクトロニカな、トイポップ作品。パスカルズがPascal Comeladeの魂の子であるならば、このユニットはPierre Bastienの再従兄弟?てな感じか(でもちょいと違う)。同じメロディがアレンジを替えて続く「蛙畑」「蛙の眠る頃」「蛙宇宙」は、パスカルズのライヴで聴いたような気が。



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